日本の決断 あなたは何を選びますか? (角川oneテーマ21) [Kindle]

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  • ・成長戦略の有望株、企業が従業員を解雇しやすくする「解雇特区」…ホワイトカラーエフゼンプション。高額の年収と職能がある場合に、すべての規制をなくし、深夜や休日にどれだけ働いても割増を払わなくてもよくしたり、入社時に契約した解雇条件に合えばどんな解雇でも認められるようにしたりする案のこと。
    ・マッカーサー司令官は、吉田茂首相に対して、アメリカ軍を補充することを命令されるた。「警察予備隊」とあてたが、その後サンフランシスコ講和条約で「保安隊」、「自衛隊」と変遷。
    ・集団的自衛権の行使…自国が他国から攻撃されたとき、自国を守るために戦うことができる「個別的自衛権」に対して、互いに助け合うグループを作り、仲間が他国から攻撃されたときには仲間と一緒になって戦う権利。
    ・安倍首相はタカ派の政治家。米中国交回復を成し遂げたニクソン大統領と同じ。そのため、今の安倍さんなら日中関係も改善できるかも。
    ・北方領土問題。安倍さんとプーチンは半年で4回といいペースで会っていたが、北方領土交渉は一向に進む様子はなし。

  • 分かりやすく日本の現状を記述している。ニュースをそのまま鵜呑みにせず、自分で考えることが大切、と痛感。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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