幽談 「 」談 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • どの話もさらりと読むと「えっ、何」ポカンとなってしまう。でも後からじわりじわりと怖さというか不気味さというか…。「十万年」良いかな。怖さでは「知らないこと」「成人」。「逃げよう」もじわじわとくる。

  • 十万年がお気に入り。
    怖い話というよりも、何だか綺麗だと思った。
    誰でも似たようなことを考えていたことがあるんじゃないかな?

  • 幽霊は出ない。なんだかこわい話。
    オチがないのがなおこわい。

  • 『』談シリーズ。
    ずいぶん前に『旧談』は読んでたので、私は2作目。
    京極夏彦さんの本は読んでるうちにぐるぐると目が回って眩暈がして、関くんみたいになっちゃうんだけど 笑
    こちらもそうなった。
    *
    「手首を拾う」の手首の描写が『魍魎の匣』を思い出して、とても…好き。
    表紙の手首もすごくいい。
    *
    雑誌の『幽』に連載されてたものなのかな?
    多分雑誌を購入したみたいで、「下の人」と「逃げよう」は読んだことある作品だった。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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