風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 1990年から2001年までの5回のインタビューを文庫にしたもの。
    かなり濃密な、インタビューというか対談をしているので、時々付いていけなくなる。

    私は大体観ているのだが、アニメの色々な場面や、固有名詞を出されると時々理解できない。ほとんどオタク同士で突っ込んでいる。笑いながら。(笑)とか「ーはははは」とかがやたら出てくる。

    実は、宮崎駿は1992年時点で引退を宣言しているので、その後21年間つづけて、今年本当に引退(?)することができたのだ。

  • 宮崎駿というのは、なんとしちめんどくさいクリエーターなのか。

    天才に気難しさや奇行はありがちとはいいつつ、実際割り切るのはなかなか難しい。宮崎はその典型だろう。
    アンチヒューマニズムを気どったライトな共産主義者という昔気質のインテリだというのはよくわかる。

    その癖、科学万能感を毛嫌いしながら、近未来とポスト一次大戦的な香りの軍事兵器をせっせと描く。そして作品が終わるたびに、「もうほんとにクタクタ、これ以上こんなのやりたくない!」と言ってみせる。
    わかっていたこととはいえ、実像が本人の言葉で語られると鬱陶しさが増す。

    そして、本書の最大の問題は、インタビュアーの知性が感じられず、作品の本質や演出の意図を掘り下げるという作業を放棄していることだ。
    読み始めてしまったから読み通したが、こんな低レベルな対談集を出版するなと言いたい。

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