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- / ISBN・EAN: 4988102210885
感想・レビュー・書評
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『レ・ミゼラブル』の映画版を観たことがなかったので(舞台版も観ていないが)、何か一つ観ておこうと思い、2012年のこれを。
ヴィクトル・ユゴーの小説の映画化というより、そのミュージカル版の映画化ということらしい。
なので、全編ミュージカル仕立てである。
とてもよくできているとは思うが、感動には至らなかった。
原作が大河小説だから、2時間半超えの長編映画ではあっても、やはりストーリーはかなりのダイジェスト版になっている。原作を読まずにこの映画だけ観ても、ストーリーがよくわからないのではないか。
ヒロインのコゼット役のアマンダ・サイフリッド(セイフライド)が美しく、眼福だったのでよしとする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作&曲だけ知ってる民です。
この映画……話がわかりにくーい!!!
原作の長さを考えたらこうなるのは分かってたけど、レミゼのミュージカルってこんなにわかりにくいのね……
しかも原作で重要なとこもガッツリ削られてる。
これがレミゼ初見だと混乱しない?しないのかな。
ただしわたしは勝ち組なので、隣にミュージカルの有識者に座ってもらって解説つきで見た。舞台版ともまた構成が違ってたりするらしい。来年の公演を楽しみに待ちます。
原作といちばん印象が違ったのは、テナルディエ夫婦。
クソクソクソ悪役だったのが、愛すべきテヘペロ枠になってる。彼らが出てくると、場面が一気に明るくなるね。役者さんも美男美女で、見ていて楽しかった。曲も好き。
エポニーヌちゃんも、原作だとあっさり舞台から去ってしまううえに、マリウスへの態度も「あんたのこと、ちょっと好きだったかもね」的なふうだけど、ミュージカルではすばらしいヒロインだった。あの親のもとで育ったとは思えないほどいい子。
逆にコゼットが「うーん……」な感じよね。子供のころは苦労したけど、ヴァルジャンに救われてからは幸せだし。影が薄い。
ミュージカル版の人気がポニーヌ>コゼットなの、めちゃくちゃわかる。
ここからは役者さんの話。
ヴァルジャン役の方……あれ?細すぎない?と思ったけど、中〜終盤にかけては「おまえがヴァルジャンだ!!!」って涙が出た。
ジャヴェールは逆にフランス男っぽい尖った顔を想像してたので「まるっこい顔立ちだな?」と思った。しかしStarsを歌いだしたあたりから、完璧にジャヴェールだった。カッコよすぎ。
ファンティーヌ役の方もすごかった。すさまじいまでの迫力。涙まじりに歌うI Dreamed a Dreamでめちゃくちゃ泣いてしまった……
あと、前歯を抜くのより奥歯のほうが痛そうだね……怖かった……
解説してくれた子が教えてくれた中で印象的だったことがひとつ。
ミリエル司教役の方が昔ヴァルジャン役だったらしい。オタクはこういうの好きなんだよ……よき。
連続で2回見た。
これからも何度でも見たい作品です。 -
保釈の条件を破って脱走した元囚人のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、何十年にもわたって、警官のジャベール(ラッセル・クロウ)から追われる身となる。
彼は女工ファンティーヌ(アン・ハザウェイ)の幼い娘、コゼット(アマンダ・セイフライド)の面倒を見ると約束するが、そのことが彼らの運命を大きく変えていくことに。
85年の初演以来、世界43か国で上演され、各国の観客動員数記録を塗り替えている、ヴィクトル・ユーゴーの小説を基にした大ヒット・ミュージカルを、『英国王のスピーチ』のトム・フーバー監督が映画化。
19世紀のフランスを舞台に、元囚人の男ジャン・バルジャンの波乱の生涯が描かれる。
バルジャンを演じるのはヒュー・ジャックマン。
妹の娘のためにパンを盗んだだけで懲役20年を受けさせる理不尽な世の中を憎んでいたが、寛大な神父によって愛に目覚め正しく生きようと波乱万丈の人生を歩むジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマン、貧困から娼婦に身を落としながら娘コゼットを愛し抜くファンティーヌを演じるアン・ハサウェイ、法こそ正義と信じるジャベールを演じるラッセル・クロウなどの演技派俳優による、絶望的な状況にあってもより良い明日を信じ生き抜く人々のリアルで心揺さぶる群像劇を通じて、様々な形の愛や希望を持って生きようとする勇気 の大切さを教えてくれるミュージカル映画の金字塔です。
「夢破れて」、「ワン・デイ・モア」、「オン・マイ・オウン」、「民衆の歌」などの最高のミュージカル・ナンバーに、実際にキャストが歌いながら撮影する方法で、ライブ感溢れる役者の感情のほとばしりや息遣いや心の揺れ動きが与えられ、最高のミュージカル映画をライブ体験出来ます。 -
傑作。映像から音楽まですべてが素晴らしかった。
物語も知っていたはずなのに号泣。
演者の本気が心から伝わってきた、名作。
個人的にはエポニーヌが真のヒロイン。
報われない、けど一途な思いを歌い上げた「On my own」は名曲です。 -
はるか昔、オージーキャストの舞台を観ました。素晴らしかった。
舞台役者の歌唱力に比べるとやはり劣ると感じますが、映画は映画の良さがありますね。細やかな表情などを観られるのがいいところです。
ジャベールの顔がかわいくて好きだわ。 -
もう、ラストに行くに従って
泣きすぎて鼻とまぶたが痛い^^;
「よかった」
というチープな言葉しか出ない自分が
悔しいくらい素晴らしい映画でした。
俳優陣素晴らしすぎます!
稀に見る満足感を味わえる映画でした。
私が今までみてきた映画は何だったのか笑
明日が幸せを運んでくるよう
精一杯素直な気持ちで今日を生きねば
と思いました。 -
2021.12.15 BSプレミアムシネマで録画したものを。
あまりに有名なミュージカルなのでストーリーは知っておこうかなぁと思って。
ヒュー・ジャックマン
ラッセルクロウ
アンハサウェイ
これは本当の舞台だったらすごいね!