レ・ミゼラブル ブルーレイ [Blu-ray]

監督 : トム・フーパー 
出演 : ヒュー・ジャックマン  ラッセル・クロウ  アン・ハサウェイ  アマンダ・セイフライド  サシャ・バロン・コーエン  サマンサ・バークス  アーロン・トヴェイト  イザベラ・アレン 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
4.12
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本棚登録 : 296
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102210908

感想・レビュー・書評

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  • 原作の映画化ではなくあくまでもミュージカル版の映画化。
    1987年ごろ始まったばかりの日本版を帝国劇場に観に行った。キャストは鹿賀丈史、滝田栄、島田歌穂、岩崎宏美、斉藤由貴、斎藤晴彦などだった。素晴らしいセットで大掛かりな商業演劇も悪くないと思った。何と言っても(今回の映画もそうだが)楽曲が素晴らしかった。音楽の力の大きさを感じる。
    歌について、コメンタリーやメイキングを観て驚いたのは、演奏にに合わせて役者が歌うのではなく、役者の歌に合わせて後からオーケストラを録音していたことだ。ギター1本とかバンドくらいなら合わせられそうだが、オーケストラである。どれだけ時間と労力をかけているのか。
    舞台の映像化ということではあるが、ズームや壮大なCGなどで映画ならではの飽きずに観てられる。CG使い過ぎかな?とはいえ30年前の人が見たら驚愕の映像だろうな。
    それだけくっきりした映像であるがため、一方で歌詞が冗長に感じられる。舞台などで遠くから観て、表情や動きが判然としないような状況なら物語への没入の一助となるが、映画では見えすぎているくらい見えているので、歌詞が感情や状況を語り過ぎているように感じられる。
    音楽によって、シーンごとに感動はするんだけど、全体的に何だか駆け足。感動したように感じられたのも観劇経験があったからかも知れない。とはいえ監督トム・フーバーの手腕は素晴らしい。もちろんヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッドら役者陣の歌唱、演技共に素晴らし過ぎる。
    ちょっとした提案というか疑問なのだが、前半で死んだファンティーヌ役のアン・ハサウェイが再登場するシーンがあるのだが、あそこは本来の姿である長髪の方が良かったのではないか?ジャン・バルジャンが見た夢と解釈したら坊主でも仕方ないかも知れないが。

  • 1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。 (シネマトゥデイ)

    映画館で観たのに、DVDを買って、また観てしまった。
    返したくないからレンタルじゃなくて購入!
    やっぱり、何度観ても最高の映画です。
    何度観ても同じところで泣きます。
    こういうのが本当の名作なんですね。

  • そもそも、ああ無情をまともに読んだことがなく、ジャンバルジャンが、燭台を盗んだけど司祭に譲ったと庇われて改心する話、くらいしか分かってません。この映画がミュージカルだということも、舞台を映画化したことも知らなかったのですが、何とか最後まで観ました。ミュージカルが苦手なので、普通の台詞で言って欲しいと思いつつも、実力派俳優総出演で迫力もあり良かったです。曲は民衆の歌と、もう1曲(タイトルわからず)だけは聞いたことがありました。ミュージカルは映画より舞台が良いのかなぁ?

  • ミュージカル映画。小さな罪で長く監獄に入れられていたジャン・バルジャンが仮釈放のまま逃げ出し、その後成功を収める。ある日の成り行きで、哀れな娼婦の娘を引き取ることになるが、彼を追い続ける警官に遭遇し、そのまま逃亡生活へと移る。時は流れ成長した娘は革命に燃える若い男と恋に落ちる。ジャンは警官の影と娘を失う恐怖におびえながら革命の日を迎えるが。。。

    ミュージカル故、バンバンと展開していくので、深く嚙み締めるというよりも、歌う俳優たちの姿を楽しむほうか。その分ストーリーの方は若干消化不足かなあ。主人公は最後は一応救われたってことになるのかな。それと対照的に自分の任務に尽くした日々にむなしさを覚えて舞台を去ってゆく警官の方は可哀そうだな。

  • 犯罪を犯し追われる身となり、愛を忘れた主人公が、愛を知り、愛を実践し、それが次の世代の若者たちの幸せへと繋がってゆく。
    敵役の警察官も自らの信じる正統性のために戦っており、また、軍隊の人たちの細かい表情など単なる冷酷な抑圧者だけではない表現がされており、物語に深みを加えていた。

  • BSシネマにて鑑賞

  • 【2024.06】

  • Netflixで視聴
    どんなに辛い目に遭っても決して人を恨まない主人公の生き様に感動した。主人公と対立関係になるジャベールもとても魅力的なキャラだった。彼は法の正義を信じており、自分の正義を貫く敵役ながらどこかかっこいいキャラになっていた。

  • 正月に映画「レ・ミゼラブル」を観た。確かに感動的で素晴らしい映画なのだが・・・。しかし、私としては1987年に観劇した際の島田歌穂、滝田栄、鹿賀丈史、岩崎宏美、斉藤由貴、野口五郎たちの生舞台の圧倒的な感動が今も忘れられない。島田歌穂(エポニーヌ役)のデビューは鮮烈だった!今頃、言っても詮ないことだけど・・・。お奨め映画であることは間違いない。歌唱も素晴らしかった。

  • ヴィクトル・ユーゴーの小説を原作とした傑作ミュージカルを完全映画化。
    1815年、パンを盗んだ罪で19年間服役後仮釈放されたジャン・バルジャンは行く先々で冷たい仕打ちを受けるが、迷い込んだ教会の司教は彼を暖かく迎え入れる。人間不信に陥っていた彼は銀食器を盗んで逃げ出すが憲兵に逮捕される。そんな彼を司教は「これは私が彼に与えたものだ」とかばい、司教の言葉に心打たれた彼は心を入れ替え、全く新しい人間として善き行いをすると心に誓う。
    8年後彼は名前をマドレーヌと変え、ある町の市長であり工場長となっていた。彼の工場ではフォンテーヌというシングルマザーが働いていたが、風紀を乱すとして解雇された。フォンテーヌは一人娘コゼットのため身を売りお金を作るが、無理がたたって病死する。ジャン・バルジャンは贖罪のためコゼットを引き取り幸せにすると誓う。そんな中ジャベールという警官から赤の他人がジャン・バルジャンとして逮捕されたときいた彼は、自らが本当のジャン・バルジャンだと名乗り出、コゼットを連れて修道院に身を隠す。
    9年後、ジャン・バルジャンを父として美しい娘に成長したコゼットは革命運動に身を投じる名家の青年マリウスと恋に落ちる。ジャベールの脅威を再び感じたジャン・バルジャンは革命の機運が高まるパリを離れ、イギリスに逃げるとコゼットに告げる。

    1932年6月に起こった6月暴動をクライマックスとしフランス激動の時代を生き抜いた一人の囚人の人生を描いたミュージカル。話は暗く重いが、心を奪われるような魅力的なミュージカルナンバーが多数。「夢やぶれて」「Stars」「On my own」など名曲をあげたらきりがないが、「民衆の歌」はやはり別格。最後は涙がとまらない。

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