くちびるに歌を [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2012年本屋大賞にノミネートされ、映画化もされた爽やか青春小説。五島列島の中学校の合唱部が舞台。委員長タイプの女子、気の強い女子、お調子者の男子など目に浮かぶ風景の中、自閉症のお兄さんを持つ主人公格の少年がいい。読み終わって、思わずYouTubeでの合唱と、アンジェラ・アキさんのオリジナルを聴いてしまった。熱血系ではないけれど、こんな爽やかなのもいい。児童出版に分類されているようだし、小学6年生の息子にも読ませてみるかな。

  • 舞台は長崎五島列島の中学合唱部。
    アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓15の君へ〜」をモチーフ(?)に、生徒達の成長を描いた作品。

    中心となる登場人物の個々のエピソードも、NHK合唱コンクール地区予選大会の本戦に向かうと同時に、うまく同時進行されうまく絡まり、中学生独特の心の機微のようなものがうまく表現されている。

    映画を観ていない。

    ただ純粋に青春っていいなぁ、と。

    この物語の登場人物の「15年後」はどんな人生を送っているのかな、と、少し想像。

  • 中学合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、元神童の美しすぎる臨時教員・柏木に期限付きで指導を依頼。すると、柏木目当て男子が多数入部する。ほどなくして、練習に打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化して…。

    新垣結衣主演で映画化されたのは知っている。映画は観ていないが何となく筋を知っているような気がして調べたら、4年前に一度読んでいた。感想は同じ。ただし読んでいるときヒロインの顔が新垣になっていたけれど。
    (B)

  • 映画化(主演・新垣結衣)されたと聞き興味を持って読んだ本。映画はまだ見ていない。
    五島列島の中学生がNコンという合唱コンクールを目指す話。中学生時代の悩みを爽やかに描いている。アンジェラ・アキの「手紙~15の君へ~」がモチーフになっており、あの歌の意味自体も色々気づかされた。
    著者は「乙一」というペンネームも持っているようだが、作風が異なる本作は爽やかで意外だった。

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著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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