ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界 [DVD]

監督 : サリー・ポッター 
出演 : エル・ファニング  アリス・イングラード  アレッサンドロ・ニヴォラ  クリスティーナ・ヘンドリックス  アネット・ベニング  ティモシー・スポール  オリヴァー・プラット  ジョディ・メイ 
  • 東宝
3.42
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本棚登録 : 154
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104083517

感想・レビュー・書評

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  •  1960年代のロンドンが舞台。ジンジャーとローザというふたりの少女による青春物語。明るく楽しい話かと思いきや、ひどく心が痛くなる内容でした。
     ジンジャーが守りたかったのは世界か家庭か、それとも親友か、はたまた自分自身だったのか。ふたりの少女を始め、俳優さん方の演技がとてもよく、暗く不安な様子を見事に表現しています。じっくり観ているとこちらの気持ちまで重くなるような雰囲気でした。少女が大人になるためにはこんなにも苦しまなければいけないの? と同情を通り越して助けてあげたくなります。
     観終わってすっきりしない映画も好きなのですが、ここまでつらい気分になる作品は久しぶりでした。

  • もうちょっとわかりやすくてもいいのでは

  • 何かレンタルしようと思って、たまたま目に留まった作品。
    幼馴染の2人の女の子が出てくるって事で、ほのぼの出来るかな、と思ったけど…。胸糞悪かったな。
    冒頭に、2人仲良く同じ服装をするシーンなんかは可愛らしかったけど。

    父親が娘の幼馴染である親友に手を出しちゃうって、何だそれは…。
    親友も若さで過ちを犯すにしても、親友の父親に手を出すなよ…と思う。
    それも一緒に泊まってる船の中でやっちゃうとか最低だ。

  • 誰をターゲットにして作っているんだろうか。青春映画によくありがちな疑問。アンニュイ意識の女子が勘違いして自己投影してしまうような作り。疑似体験でしかない。主人公の2人は大人びすぎているし、彼女たちより年上の女子が憧れてしまう魅力を持ちすぎている。

    エル・ファニングは文句なしに可愛かったし、もう一人も悶々とエロかったし、雰囲気や時代設定も好きだけど、この時代にこの作品を撮る意味を問いたい。

  • 大きな世界を見つめていても、私の世界は、とっても身近な世界で揺らぐもの。

  • Elle Fanning

  • 彼女が食い止めたかった世界の終わりとは。
    ほろ苦い。キャストも良かった。

  • ジンジャーの時折呟く詩が響く。特にラストシーンでの「夢を見てた、一生親友でいるって。人によって…生は終わりを意味する。今となっては私に明日はない(中略)私の夢は、生きること。」という詩がこの作品のすべて。以前見たゴースト・ワールドもそうだけど必ずオヤジが絡むとろくな展開にならない。でも、エル・ファニングとアリス・イングラートの演技は素敵だしかわいいと思った自分も同じ穴の狢かも。

  • 結果最低の父親と友達という感想しか・・・
    ジンジャーは頑張って耐えた。

  • 原題は"Ginger & Rosa"

    舞台は1960年代、冷戦下のロンドン。
    幼なじみのジャンジャーとローザはいつも一緒だったが、思春期にローザがジンジャーの父親と関係を持つようになり、二人の間には溝ができる。

    ジンジャーの透明感、瑞々しさが、親友と父親の関係を知ることによって傷つき、すり減っていく様子を見るのはつらい。
    ローザが肌の触れ合い、信仰、愛情を求める一方で、ジンジャーは身近なものから目をそらすかのように反核運動にのめり込んでいく。

    ローザに比べ、ジンジャーは子どもだったのか?
    そんなことはない。
    最後に「許す」と言ったジンジャーは、誰よりも前を向いていて、大人であると思う。

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