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- / ISBN・EAN: 4910090190344
感想・レビュー・書評
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辻村深月さんの『ツナグ2』目当てで購入したので、そのレビューを。
まずは、またあの世界観に触れられて嬉しい、の一言に尽きます。
いきなりお馴染のキャラクターが、という展開ではなく、最初は新しいキャラクターばかりでお話が進むので、前作を読んだ方はむしろ戸惑うかもしれません。
ですが読んでいるうちにだんだんと、前作との繋がりが見えてくる。
繋がりが見えた瞬間の感動はひとしおです。
勘の良い人は、かなり序盤の段階で前作との繋がり方に気が付くと思います。
私は辻村さんのこういう演出がとても好きなんですよね。
『プロポーズの心得』というサブタイトルから前作の『待ち人の心得』のような展開を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。
感動だけでなく、切なさやほろ苦さも込められたお話でした。
たかが創られたフィクションの世界、と言う方もいるかもしれないですが、キャラクター同士の縁が切れたり繋がったり、他の作品を通じてまた繋がったり、辻村作品の醍醐味はそういう人間同士の関係がリアルに描かれているところだと思っています。
これからまた『ツナグ』の続きを読めるのが本当にとても楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016年7月26日読了。
辻村深月さんの「ツナグ2」が読みたくて、取り寄せました。
前作から7年後という設定なのに、ツナグが女の子になっていて、ちょっとビックリしましたが、最後まで読んで納得。
それに。嵐のその後が描かれていたのも良かったです。
連載以外のものはほぼ、読みましたが、感想は『ツナグ』のみで(^^;; -
ツナグしか読んでないけど…(°°;)
ツナグ2の連載楽しみ♡