「もっと読みたい」と思わせる文章を書く [Kindle]

著者 :
  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • 「読みたい」と思わせるには自分と他者が要る
    最も伝えたいことを転に置き、そこで私の物の見方・価値観が変わる

    書くことは精神のストリップ

  • 図書館本。 今年は書く年にしようと思って読んでみました。エッセイの書き方がわかりやすく書かれていて、これからエッセイを書きたいと思っている人は最初に読んでおくべき一冊だと思います。正直、これを読めばエッセイ塾に行く必要はない。あとは自分で書きまくって努力すれば良い。でも結局エッセイで一番大切なのは「ネタ」の面白さなんだと実感しました。だから経験豊富な有名人のエッセイは面白んですよね。エッセイに適した起承転結についても説明しているけれど、全てのエッセイがこの起承転結通りに書かれたらつまんないなぁと感じた。

  • 週刊朝日や朝日新聞の論説に携わっていたエッセイ塾の塾長が、塾生やその他の文章を引用しつつ、読まれるエッセイの文書について解説する本。
    説明のための引用部分が多くを占めており、内容としては文章を起承転結で分割しようというものと、読み手のことを想像しようという2つに大別できる。

    - 起承転結の転に伝えたいことを持ってくることで流れができる
    - 読み手に具体的な想像のための情報を与える
    - 観察眼を鍛え、日常から場面を情感含めて切り出す
    という感じ。

    内容自体はサラッと読めて良かったが、随所に出てくる「男が」「女が」といった性差による視点の話は現代的ではないなあとちょっともやもやした。

  • ・起承転結の型で書く
    ・読み手を意識して書く
    という2点について、名文や著者の塾生のエッセイを引用して説明しています。

    週刊朝日の編集長をされていた方の本だけあり、大変わかりやすく、読みやすい。
    1時間程度でさっと読み終わりました。
    上級者には物足りないかもしれませんが、「これから文章を書く事を始めたい」という方にぴったりだと思います。

  • ## 読んだ目的・ねらい
    文章力向上のため
    ## 読んでよかったこと・感じたこと
    ### 良かったこと
    - エッセイの起承転結が分かった(一番書きたいことを転にする)
    ### 感じたこと
    - エッセイのように全文読ませることが前提なら本書が役に立つ
    - ブログ記事などはパラグラフライティングのように読み飛ばしてもらうこと前提のフォーマットがよさそう
    - 得意な分野はあった方がいい。ブログだとジャンル特化させるのは標準だが、エッセイも同様
    ## 今から何をするか
    - 散文を書くときには起承転結に気をつける
    ## 3ヶ月後に何をするか・どうなっていたいか
    - 読み手を考える文章が書ける

  • 起承転結」を意識して書く!
    「読み手」を意識する!

    会社のブログを、週一回担当して書いている。
    少しでも、読んでもらえるような文章を心がけたい。
    とりあえず、明日アップ予定の文章を、
    「起承転結」を意識して、書き換えてみた。

  • エッセイは起承転結の型で書き、読み手の目を意識することが大切、と書いてあった。面白いと思わせるには自らの客観視がまず第一歩だと思っていたので納得した。著者のエッセイ塾の生徒の書いたエッセイを例にして説明が進むので分かりやすく、読んでいて面白かった。自分が深く掘りたいジャンルが他人のプライバシーに関わったらどこまで踏み込んでいいのかは疑問が残ってしまった。

  •  元『週刊朝日』の編集長が,エッセイの書き方のコツを教えてくれます。加藤さんが紹介してくれるテクニックはとても分かりやすいです。それは,自分のエッセイ塾の生徒の作品を通して具体的に教えてくれるからです。
     起承転結
     読み手を意識して
    というのは,昨今の教育現場でも言われています。
     新教育課程では,文科省肝いりの「言語活動の充実」とやらで,国語科の中でも,しっかり「書くことのこつ」を教えようとしています。これは,これで,今までの国語の授業よりも,教えるべきめあてがはっきりして,指導がしやすくなりました。
     本書は,私たち大人が受けてきた国語教育で抜けていた部分を,しっかり教えてくれています。

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著者プロフィール

東海大

「2023年 『チャレンジ!生物学オリンピック1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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