- Amazon.co.jp ・電子書籍 (207ページ)
感想・レビュー・書評
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仕事をしていて、プライベートの中で、
時代が変わったと感じることが多い。
特に人と人との関わり方の部分。
自分の弱いところ、恥ずかしいところをさらけ出し、
ドロドロになって向き合い、深い部分でつながる。
かつてはそれがいいとされたように思う。
スマートな人、洗練された人もいたけれど、
内側に抱えるものにこそ価値があった。
今はそうでない気がする。
互いの領域には踏み込まない。
ていねいに慎重に、回避する。
互いの価値観を尊重し、
間違っても相手を変えてやろうなんて思わない。
相手に深く関わることは、
時に傲慢で野蛮なことだと認識される。
ハラスメントしないよう、
表面的なすれ違いに留める。
この漫画は、まるで時代が遡ったようだ。
社員同士、編集者と作家・書店員、
恋人同士、家族関係。
濃い情念がほとばしる深い交流が次々起こる。
思わず胸が熱くなり、心揺さぶられる。
たぶん僕らはこうした交流を求めているのだと思う。
でも傷つかないように、傷つけないように、
普段はその想いに蓋をして過ごす。
どうなんだろう。
本当にそのままでいいんだろうか。 -
『ツノひめさま』の高畑一寸、ついに梨音と別れる。別れたいけど別れられない、あんたも男ならわかるだろ?と聞かれ「いや自分は即切りですね、そんなメンドウな女。」と即答した五百旗頭さん大好き。見事に金目のモンだけ持ってった梨音あっぱれ。製版の及川遙さん、潤一さんとうまくいって良かったね!相手の仕事も理解出来ないようなカップルは続かないよね。
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胸が熱くなるせりふも多いし、人間て捨てたもんじゃないなぁって思わせてくれる。
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2巻も面白かった。電子書籍やSNSについては考えさせられるなあ…だけど職人さん仕事も好き…! 先生とアユちゃん、いい方に向かって欲しいな。
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今回は電子書籍化の話。あまり業界の裏側の話というよりは人間ドラマの話が多かった。仕事が充実している人たちの姿が眩しい。
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面白くて話が濃いのにさらっと読める。そしてまた読み返したくなる。主人公の心がSNS得意なのが意外でしたw