街場の読書論 [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (430ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 大学教授であり、文筆家であり、心底「書くこと」「読むこと」が好きな著者。内田氏が読んだ本と、そこから得たものを、短編集のようにまとめた1冊。

    人の読書論とはどんなものなんだろう…という軽い気持ちで手に取ったのだけれど、予想外に難解な読書論だったので戸惑った。著者が当然のものとして提示している、レヴィストロースやらマルクスやらは読んだことがなかったので、余計に。ただ、読み進めるうちにどんどん面白くなっていった。おそらくそれはテーマが「本」から、「読むこと」「書くこと」という概念に移っていったからだ。「著作権は放棄する」「『何を伝えるか』より大切なことがある」といった、一見するとびっくりするような主張もあるのだが、読み進めるうちに納得させられる。本当に、心底書くことと考えることが好きな方なのだな。別の本も読みたくなった。

  • 「何度も書いたことを繰り返すが、私たちは「無料で本を読む」ということから読書人生をスタートさせる。」

    読んでいて様々なテーマに関する著者の意見が述べられている。
    面白かった。
    エッセイのような作り。

    著作権に関して。自分の意見を知ってもらうために書いてるのだから、それを防ぐような著作権はよろしくないと言う。お金をもらうためではなく、知ってもらうために書いてるのだ。

  • 最近、ブログコンピ本ばかり読んでいたので、そろそろ企画物を読もうかな。

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著者プロフィール

うちだ・たつる 1950年東京生まれ。武道家(合気道7段)。道場兼能舞台兼私塾「凱風館」館長。神戸女学院大学名誉教授。翻訳家。専門はフランス現代思想史。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。ブログ『内田樹の研究室』。



「2019年 『そのうちなんとかなるだろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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