ITビジネスの原理 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • タイトルそのもの、ITビジネスの原理がわかる。
    良書。
    物ではなく、物語を売るようなビジネスモデルの方向性。

  • メディアの海賊版撲滅のためのヒントが得られた。
    人はコストを考える時に、直接的なコストしか見ていないことが多い。例えば、amazonでいう本そのものの価格。

    だが、コストには探索のコストや、アクセサビリティのコストも考慮すべきである。
    ある曲が買いたかったら、海賊版では探索コストが高い。なぜならイタチごっこでデータの削除や復活が繰り返されて、なおかつ保存先も変えるからである。

    その面、Itunesなどは多くの曲を取り揃えており、アカウント登録さえしていればすぐにダウンロードでき、そのままItunesのプラットフォームで音楽が聴ける。
    いかにユーザが簡単に購買できるかを考え、ユーザのコストを減らせば、それだけでユーザは利用してくれる。

    いいインサイトを得られました。

  • マッキンゼーからドコモやGoogleなど10回も転職した尾原和啓さん著。
    お金を生むということは「安いと感じているところから仕入れて 、高く感じているところへ売る 」、中古のバスを東南アジアに売ったり、被災地ボランティアの情報整理プラットフォームの話でつかみは良かったが、後半は尻すぼみ感が。

    今後目指すITビジネスは日本人に代表されれ行間や空気を読む(機微がわかる)もの→ハイコンテクスト
    Amazonのように無駄を排除したシステムは多国籍なアメリカならでは→ローコンテクスト

  • 尾原さんの数年前の著書。変化まみれの業界についてだが、数年前とは思えない今読んでもピンとくる内容。他の著書も読んでみようと思った。ITをビジネスとコラボさせて触れているのがよくわかる内容なので読んでて楽しいし、納得感がある。食べログの話、ハイコンテクストの話はふかぼりしたい。

    メモ
    ビジネスで利益を得るには場所による価値の違いが重要。砂漠では水は高い。
    世界中に散在するユーザーをインターネット上の一箇所に集めて、金を出してでも欲しいと結びつける。
    TACとは、ユーザーを獲得するために払う指標。これを下げることはインターネットビジネスの一個の方向性。グーグルすらAOLに払っている。
    グーグルはユーザーのもとめているインテンションを言語化することに成功し、検索の次のステップへいけた。Facebookとかだとインテンション言語化はできないので換金が難しくなってる
    サンクコストはここまでかけてきた時間や投資。ムダになってしまうサンクコストを惜しんでなかなかふんぎりがつかない。課金型ゲームではこっちに訴求した方が成功する。
    ITやインターネットは仕事を細切れにできている。アンバンドル、細分化できている。

    CGM ブログなどのためていく系
    食べログはユーザーのポイントに重み付けしている。できる10人と一般人10000人は同じなのか?ってこと
    日本では非目的型の消費が多い。わびさび、みたいな、行間を読む力。ハイコンテクストな文化。前提条件をしゃべらない。だからコンテンツビジネスうまれた。これから、日本のようなハイコンテクストな国が進化してくるので英語のようなローコンテクスト文化ではない世界へ向かうのでは。


  • ・1/25 一日で読了.なるほど、これからはハイコンテクストの時代か.やっぱり人間の幸せって物質的なものよりさらに上位の物を手に入れることで実現できる世の中になって行くってことね.それだけ物質には取り合えず満たされてきたってことなのかもね.人との精神的繋がりが濃い日本って、やっぱり居心地のいい国なんだよなあ.まさかそんなことITの本で再確認させられるなんて思ってもみなかった.

  • ビジネスにいかに、テクノロジーを活用するか考えたい。そのベースとなる考え方を見つけたいなら本書がおすすめ。
    また、最近のネット企業の動きについていけなくなったと嘆いている方にも。

    Google、Amazon、Facebook。
    それらの企業は何を考え、どこに向かうのか、今のテクノロジーを俯瞰的に見る眼を養えます

  • ITビジネスについてやさしく簡単にざっくり書かれている。初心者向け。

    ヒト・モノ・金・情報が集まるところに価値が出る。ネットもこれ。
    時間・距離的制約がなくなるので、どんどん細分化が進む。サービスも製造過程も。農業のような1年に1回しか試せなくてもセンシングと各農家のデータ統合で高速で改良が可能。

    ITがローコンテクストの移民社会のアメリカで生まれそこの仕組で発展していったため、ITサービスはローコンテクストのものが多いが、ローカライズされた杯コンテクストサービスも面白い。

  • インターネットの普及により、情報を「出さない」メリットがほぼ消滅したこと
    純粋想起がモノをいう世界になってきていること
    そして、ローコンテクストからハイコンテクストに変わっていくだろうし、変わっていくべきだということ

    ぼんやりとは感じていたことがわかりやすく言語化され腹落ちした。
    「これまでのビジネス慣行は通用しませんよ」ということの理由と、ではどうすればいいのか、という点が骨子であると感じた。

  • インターネットのことが簡単にまとめられている。
    これまでの歴史。
    これからは「ローコンテクスト」から「ハイコンテクス」に変わっていく。
    非言語化されない部分が大切である。

  • 昔の社会とインターネット社会の前提条件の違い、インターネット社会の強みや背景をわかりやすく伝えてくれる本書。
    当たり前のように過ごしている今の世の中の仕組みを説明してくれているのので、うん、そうだよね。うんうん。で?みたいなところも少なからずあるけど、軽く読めるしおすすめ。

    売ろうとする商品×仕入れ地(その商品の価値が低いところ)×消費地(その商品の価値が高いところ)の3つのマッチングがビジネスのキーだが、インターネットにより地理的&時間的な制約がなくなり、ルール自体が変わった。
    インターネットが得意なのは「点在する情報を一か所に集める」ことで、商品が物からユーザーに代わっている。

    純粋想起(これといえばこれ!)&収穫逓増(強いものがさらに強くなる)の2つの法則でgoogleが強くなってる。

    TAC(Traffic Acquisition Cost)=ユーザーを獲得するために払っているコスト。
    企業を評価する際は売り上げからこのTACという財務指標を引く。

    インターネットでユーザーがお金払うには3つのコストを合わせて見合うか。情報そのもののコスト、探索コスト、情報を手に入れるためのコスト。

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著者プロフィール

1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグルなどの事業企画、投資、新規事業に従事。現職は11職目になる。米国西海岸カウンターカルチャー事情にも詳しい。

「2014年 『静かなる革命へのブループリント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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