ITビジネスの原理 [Kindle]

著者 :
  • NHK出版
3.55
  • (16)
  • (25)
  • (31)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 235
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (63ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • マッキンゼーからドコモやGoogleなど10回も転職した尾原和啓さん著。
    お金を生むということは「安いと感じているところから仕入れて 、高く感じているところへ売る 」、中古のバスを東南アジアに売ったり、被災地ボランティアの情報整理プラットフォームの話でつかみは良かったが、後半は尻すぼみ感が。

    今後目指すITビジネスは日本人に代表されれ行間や空気を読む(機微がわかる)もの→ハイコンテクスト
    Amazonのように無駄を排除したシステムは多国籍なアメリカならでは→ローコンテクスト

  • 尾原さんの数年前の著書。変化まみれの業界についてだが、数年前とは思えない今読んでもピンとくる内容。他の著書も読んでみようと思った。ITをビジネスとコラボさせて触れているのがよくわかる内容なので読んでて楽しいし、納得感がある。食べログの話、ハイコンテクストの話はふかぼりしたい。

    メモ
    ビジネスで利益を得るには場所による価値の違いが重要。砂漠では水は高い。
    世界中に散在するユーザーをインターネット上の一箇所に集めて、金を出してでも欲しいと結びつける。
    TACとは、ユーザーを獲得するために払う指標。これを下げることはインターネットビジネスの一個の方向性。グーグルすらAOLに払っている。
    グーグルはユーザーのもとめているインテンションを言語化することに成功し、検索の次のステップへいけた。Facebookとかだとインテンション言語化はできないので換金が難しくなってる
    サンクコストはここまでかけてきた時間や投資。ムダになってしまうサンクコストを惜しんでなかなかふんぎりがつかない。課金型ゲームではこっちに訴求した方が成功する。
    ITやインターネットは仕事を細切れにできている。アンバンドル、細分化できている。

    CGM ブログなどのためていく系
    食べログはユーザーのポイントに重み付けしている。できる10人と一般人10000人は同じなのか?ってこと
    日本では非目的型の消費が多い。わびさび、みたいな、行間を読む力。ハイコンテクストな文化。前提条件をしゃべらない。だからコンテンツビジネスうまれた。これから、日本のようなハイコンテクストな国が進化してくるので英語のようなローコンテクスト文化ではない世界へ向かうのでは。


  • ・1/25 一日で読了.なるほど、これからはハイコンテクストの時代か.やっぱり人間の幸せって物質的なものよりさらに上位の物を手に入れることで実現できる世の中になって行くってことね.それだけ物質には取り合えず満たされてきたってことなのかもね.人との精神的繋がりが濃い日本って、やっぱり居心地のいい国なんだよなあ.まさかそんなことITの本で再確認させられるなんて思ってもみなかった.

  • ビジネスにいかに、テクノロジーを活用するか考えたい。そのベースとなる考え方を見つけたいなら本書がおすすめ。
    また、最近のネット企業の動きについていけなくなったと嘆いている方にも。

    Google、Amazon、Facebook。
    それらの企業は何を考え、どこに向かうのか、今のテクノロジーを俯瞰的に見る眼を養えます

  • ITビジネスについてやさしく簡単にざっくり書かれている。初心者向け。

    ヒト・モノ・金・情報が集まるところに価値が出る。ネットもこれ。
    時間・距離的制約がなくなるので、どんどん細分化が進む。サービスも製造過程も。農業のような1年に1回しか試せなくてもセンシングと各農家のデータ統合で高速で改良が可能。

    ITがローコンテクストの移民社会のアメリカで生まれそこの仕組で発展していったため、ITサービスはローコンテクストのものが多いが、ローカライズされた杯コンテクストサービスも面白い。

  • インターネットの普及により、情報を「出さない」メリットがほぼ消滅したこと
    純粋想起がモノをいう世界になってきていること
    そして、ローコンテクストからハイコンテクストに変わっていくだろうし、変わっていくべきだということ

    ぼんやりとは感じていたことがわかりやすく言語化され腹落ちした。
    「これまでのビジネス慣行は通用しませんよ」ということの理由と、ではどうすればいいのか、という点が骨子であると感じた。

  • インターネットのことが簡単にまとめられている。
    これまでの歴史。
    これからは「ローコンテクスト」から「ハイコンテクス」に変わっていく。
    非言語化されない部分が大切である。

  • 昔の社会とインターネット社会の前提条件の違い、インターネット社会の強みや背景をわかりやすく伝えてくれる本書。
    当たり前のように過ごしている今の世の中の仕組みを説明してくれているのので、うん、そうだよね。うんうん。で?みたいなところも少なからずあるけど、軽く読めるしおすすめ。

    売ろうとする商品×仕入れ地(その商品の価値が低いところ)×消費地(その商品の価値が高いところ)の3つのマッチングがビジネスのキーだが、インターネットにより地理的&時間的な制約がなくなり、ルール自体が変わった。
    インターネットが得意なのは「点在する情報を一か所に集める」ことで、商品が物からユーザーに代わっている。

    純粋想起(これといえばこれ!)&収穫逓増(強いものがさらに強くなる)の2つの法則でgoogleが強くなってる。

    TAC(Traffic Acquisition Cost)=ユーザーを獲得するために払っているコスト。
    企業を評価する際は売り上げからこのTACという財務指標を引く。

    インターネットでユーザーがお金払うには3つのコストを合わせて見合うか。情報そのもののコスト、探索コスト、情報を手に入れるためのコスト。

  • IT、ICTはどこへ向かうのか?

  • 長年IT業界にかかわってきた筆者がITビジネスの本質に迫る。インターネットが生まれてからこれまでの分析と今後に向けた提言を一貫した哲学で語っている。ゲーム理論・行動経済学等、多角的な視点から分析が行われていて、それらの学問とインターネットがマッピングできたのがよかった。

全35件中 1 - 10件を表示

ITビジネスの原理のその他の作品

ITビジネスの原理 単行本(ソフトカバー) ITビジネスの原理 尾原和啓

尾原和啓の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ITビジネスの原理を本棚に登録しているひと

ツイートする