邪悪なものの鎮め方 [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
4.29
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (203ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いいことが書いてあった気がする。もう一度読みたい。

  • 疲れてる時に内田先生の本は染み入る。
    よいなぁ。

  • もやもや…と思っていたことをすっきりと説明してくださる文章が快かったです。
    これはこうだ!と言い切っているものもあれば、これはこうだって割りきらなくて、ぐちゃぐちゃのままでいい!って言い切っているものもあって、それがすばらしかった。

    (以下、引用)
    常識は「真理」を名乗ることができない。常識は「原理」になることができない。常識は「汎通的妥当性」を要求することができない。これら無数の「できない」が常識の信頼性を担保している。人は決して常識の名において戦争を始めたり、テロを命じたり、法悦境に入ったり、詩的熱狂を享受したりすることができない。
    (ワタシ:ホントにそうだよねぇ…)
    (略)
    人間の知性のもっとも根源的で重要な働きは「自分がその解き方を知らない問題を、実際に解くより先に『これは解ける』とわかる」という形で現れる。
    (引用終わり)

    ずっと前に赤瀬川原平さんの「直感力」という本を読んだときに、「そうだよね、直感って後から考えてみても、けっこう正しかったりするよね」と同意したのですが、「霊的感受性の復権ーそんなの常識」編に書いてある、言語化できないけれど「なんとなくそう思う」常識の信頼性のついての話は、とても納得できるものでした。
    その他の文章も、それぞれにそうだよねぇ、とうなずきつつ、楽しく、ぐいぐい読んでしまえました。

    それから、名越康文さんの解説にあった、
    「トラウマに善悪の区別をつけない」「毎日機嫌よくすること」というところの文章を読んで、「そうか!」となんだかとても励まされました。

全3件中 1 - 3件を表示

プロフィール

武道家。1950年、東京生まれ。著書に、『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『日本辺境論』(新潮新書)、『困難な結婚』(アステルパブリッシング)、『街場の天皇論』(東洋経済新報社)など。

邪悪なものの鎮め方のその他の作品

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) 単行本(ソフトカバー) 邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) 内田樹

内田樹の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする