だれかに話したくなる小さな会社 [Kindle]

  • かんき出版
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  • 会社には2つの矢印が存在する

    内向きの矢印を持つ会社 =ブランド会社
    外向きの矢印を持つ会社

    あなたの会社にはお客様でなく、ファンがいるか?

    ブランドを目指すと決めたら、会社自体の価値を上げるという仕事を経営者は徹底する必要がある。

    価値のある会社とは、人や社会から「いいなぁ」と言われるような会社。

    小さな会社がブランドを目指す理由
    ①商品の短命化
    ②商品・サービスレベルの向上と飽和
    ③マス市場の消滅
    ④人口の減少
    ⑤価格競争
    ⑥情報化とグローバル化
    ⑦労働市場の流動化

    経営する・会社を作ると肩肘張るよりも、ブランドを作るという発想でビジネスに取り組む

    ブランド
    =あなたのビジネスに関わるすべての人をファンにする、研ぎ澄まされた経営

    ブランドを持ってる会社は、会社に必要なものが向こうからやってくる

    小さな会社のブランド戦略は、デザイン主導の「部分戦略」ではなく、経営における最も重要な「全体戦略」であるべき。


    カテゴリーを作ることがブランドへの近道
    →新しいカテゴリーを作る

    小さなブランド会社を作る
    =5年後に『〇〇という新しい業界を作った』と言われるような会社を作る

    ポジショニング戦略

    「あなたは何の専門家ですか?」
    →「私たちは〇〇の専門家です」
    →「私たちは〇〇で〇〇な方に〇〇を提供する会社です。そして、世の中の〇〇を解決します」

    ブランド力=フォーカス力

    成功の条件は「応援してくれる人がたくさんいること」

    世界でたった一人へのメッセージを考える

    いいネーミングがあれば、キャッチコピーはいらない


    人材育成
    コントロールではなく、チームビルディングへ。

    仕事観を共有するために、クレドが重要。
    クレド=職場の口ぐせ

    繰り返すこと=社長の仕事
    そもそも社長の伝えたいことの10%もスタッフには伝わっていない。

    価格を下げるのではなく、価値を上げる

    関わる人すべてをファンにする
    「喜んでもらうこと」が商品

    ★お客様100人リストを作成する。絶対に忘れないように。

    ファン作りのためには、まず自分が楽しむこと。

    社会モテする会社は、社員も社会からモテる人
    →当たり前のことを当たり前にやっている人

    経営の三輪車
    ・売り物を作る力
    ・売り物を売る力
    ・管理する力


    ビジョンをもとうの本当の意味
    内向きの矢印を作る源は、会社のビジョン

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著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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