捨ててこそ 空也 [Kindle]

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  • 平安時代中期、醍醐天皇の皇子として生まれるが、父母に愛されることもなく、皇子として遇されることもなく、一介の僧として生きた空也。仏教を苦労して学び、貧しい庶民に共にいきた。現世の苦しみを僅かでも救おうと、南無阿弥陀仏の六文字を唱えることを説いて、身分の差を取り払う。空也の像がある六波羅密寺を訪ねてみたい。

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著者プロフィール

1953年静岡県生まれ。明治大学文学部卒業。1993年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する確かな目線と骨太のドラマを織り込んだ作風で着実な評価を得てきた。作品執筆の傍ら、2007年から東洋大学大学院で仏教学を学ぶ。2014年『捨ててこそ空也』で、第3回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。主な作品に『百枚の定家』ほか。

「2016年 『井伊直虎 女にこそあれ次郎法師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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