マーケティングを学ぶ (ちくま新書) [Kindle]

著者 :
  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • ちくま新書がセールだったため読んでみた。
    そのため最初はあまり期待してなかったのだが、読んでいくうちに面白いぞ、となり最後まで一気に読んだ。

    特に、マーケティングの実例として具体的に企業名・商品名が出てくるのが面白い。

    売上 = ブランド価値 = 営業xマーケティングx商品名
    という図式が見えてきて面白かった。
    世界の見え方が広がった気がする。

    # ポイントまとめ
    - マーケティング=顧客セグメントと提供価値を明確にし、そこにサービス資本を集中させること

    - ポジション先行のブランディング戦略もあり
    ex. おーいお茶、クロネコヤマト

    - ブランド拡張 or 新ブランド立ち上げ
    P&G, コカコーラ

    - 新しい市場を作り出す
    ファブリーズ、キットカット(縁起物市場).ハイチオールC

    - マネジメントの本質
    宣言と、成果をそれに一致させること <= 深い

    - 組織化のいいところ
    標準化できる(全体の質が上がる)
    各部署の責任範囲が明確化する(全員が売上目標では打ち手が曖昧になる)
    知見を部署に集めて全体展開できるようになる

著者プロフィール

流通科学大学特別教授、神戸大学名誉教授

「2017年 『中内功 理想に燃えた流通革命の先導者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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