チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 DVD-BOX

出演 : 伊藤淳史  仲村トオル  栗山千明 
  • ポニーキャニオン
3.55
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013615168

感想・レビュー・書評

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  • あまりというかこれだけDVDを所持しているとテレビを見ることがまずない。実際スクリーンで映画を観ているほうがいいので最近はドラマなどほとんど観ずに気になったものがあれば購入している。しかもかなりの低い確率なのですが、柳葉さんと言えば代名詞は「室井さん」なのですが、それ以外にコードブルーとこのバチスタシリーズの最終章の桜宮先生役の3作品!しかも白衣姿が2作品ってかなり珍しく感じます。

    コードブルーの時とは全く違い終始穏やかな役回りを演じています。

    「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」
    https://www.youtube.com/watch?v=m0v9cfbSjA4

    この作品の謎解きは凄く単純に思えて仕方がない。初めから容疑者が本命というかどう考えても一点勝負!最後の最後でこの脚本って演じる側も大変だったのではないでしょうか?シリーズ物も劇場版も最後の最後まで惑わさせるのですがこれだけは惑うことないんですよね~

    この作品の中では訴え!安楽死の肯定と否定をどちらともとれるように描いている。今の日本ではだめだが、実際は必要なことかもしれませんね。今までとは違って主題をじっくりと考えさせられる作品です。

  • 2014年1月〜3月まで関西・フジテレビにて毎週火曜夜22:00〜22:54まで放送されたテレビドラマ作品。(全11話)
    チーム・バチスタシリーズ第4弾。

    出演は、前作に引き続き
    伊藤淳史、仲村トオル

    田口は高階の指示で地方にある病院「碧翠院」へ派遣されることとなった。
    碧翠院では、主に治る見込みのない患者に対しての終末期医療が行われていた。
    そんななか、皮膚科医に成りすました白鳥を碧翠院で発見する。
    白鳥によると、碧翠院から一通の手紙が届いたという。
    それは、碧翠院の闇を記し、助けを求める内容だった。
    一体誰から送られてきたのか、そして真相を知るために白鳥は来たという。
    ところがその後、碧翠院に来ていた放射線科医・立花と会った白鳥は碧翠院がとんでもないことをしていると聞く。
    しかしその証拠を持っていた立花が突如として行方不明になったのだ。
    白鳥は碧翠院には知られてはならない何かがあると睨み、田口とともに碧翠院の謎を解明することに。



    …うーん。
    後味が悪いし、内容自体もかなり重苦しい。
    まあテーマがテーマなだけにずっしりときますね…
    今作では人間の死にスポットを当て、碧翠院の終末期医療に隠された闇を暴くことになってます。
    内容自体は深く良かったのですが、少し碧翠院の全体の謎を後半まで長引かせすぎのように感じた。
    なので、前半少し退屈というか…次も見たい!というドキドキ感は少なかった。
    しかし、桜宮一家としての謎もあり
    それも解明されるまでが長かった気がする。
    でも、死とも向き合う医者だからこそこんな結末になってしまったのだろうと感じる。
    医者というのは命を救うことが全てだという考えに対してこの作品では命残り少ない患者に対してどう最期を迎えさせるかというのが描かれていた。
    これは正直本当に難しい問題だけど田口先生の言っていたことが人間らしく生きることなんだと私は感じた。
    最後まで必死に命にしがみついて、もがき続けることが本当に人間らしいと。
    最後に白鳥さんが命を生かそうと必死に医療の研究や開発している医者の思いを踏みいじっていると断固として桜宮院長の行為を許せないと言ったあのシーンはとても良かった。白鳥さんの正義感が分かりやすく表れていた。
    結末は悲しいけれど、人間の死について深く考えさせられる作品。
    でも、多分内容重すぎてこれ…見るの疲れる…

  • 原作の 死体検査(AI)と尊厳死、安楽死というテーマに
    沿ってるが、ミステリー仕立てに仕上げている。
    天馬くんは、原作では主人公だったが、しょぼい落ちこぼれ医学生。
    アルバイトに勤しみ、姉妹を守ろうとする。
    医者は、常に死に向き合っている。様々な死がある。
    人間らしく、安らかに死にたい。尊厳死と安楽死。
    医者が行う 密室的な行為。
    螺鈿の部屋での安らかな死の演出。
    白鳥圭輔/仲村トオルが、安楽死の手法を探る。

    碧翠院桜宮病院の病院長 柳葉敏郎。
    二人の娘、さゆり/水野美紀、すみれ/栗山千明も医師である。
    あおいという弟が、事件に巻き込まれ、崖から落ちる。
    そして、そのあおいは、死んだことになっていたが、実は。

    AIの持つ検査方法で、死体解剖ではわからない死なせる方法を検出することができた。
    安楽死は、法律で認められていない。
    患者はいう、安らかに死ぬのに、なぜ法律が邪魔するのか?
    死ぬことぐらいは、自分で選ばせろ という。

    生きていることで得られることがあり、もがいて死ぬことこそが、
    人間らしく生きることではないか?とグッチー/伊藤淳史はいう。

  • ちょっと思った以上に後味が悪いので、注意してください。

    ついに、東城医大を追い出された(笑)ぐっちー先生は、碧翠院という地方都市の病院に飛ばされることになった。
    そこでは患者が自ら病院の仕事を行い、その報酬を入院費に充てるという「最後まで人間らしくいられる」ということを目的とし、終末期医療を行う病院だった。
    そこでぐっちー先生は、皮膚科医になりすましている白鳥に再会した。

    ……という話でした。
    物語の重要ポイントは二つ。

    一つ目は、白鳥が碧翠院で会った医師が行方不明になり、死後のMRI画像(通称:AI画像)が送られてきて、その医師がいったい誰に殺されたのか、ということでした。
    その殺人に絡んでは、見てはいけないものを見てしまった放射線技師までも殺されてしまう。

    そして二つ目は、理想の終末期医療とはなんなのか? ということを考えさせられるところでした。
    この問題は、ドラマの最初から実はチラチラとしていたんですが、そのことにはっきりと白鳥とぐっちー先生が気付くのは、物語もだいぶ進んだ後半部分。
    急にこの点が盛り上がってきて、一気に解決しました。
    原作がどうなっているのかわからないので、なんとも言え無いところもあるのですが、やや詰め込みすぎな感じと急展開感が否めません。
    AI画像が輪切りで送られてくるだけでも十分、見所になると思うんですが、それに更に終末期医療の問題まで盛り込んだらかなりお腹いっぱいになりました。

    個人的には、どちらかだけでも十分だったなあ……と思います。
    その辺りはもしかしたら小説ではうまく二つの事件のつながりが描かれているかもしれ無いんですが、ドラマでは別々に独立した事件のような気しかしなくて、ちょっとその辺りの演出とか脚本が残念だったかなあ……と思います。
    この辺りはちゃんと原作を読んで、原作との違いを確認したいと思います。

    というわけで、今までのシリーズ作品よりも詰め込みすぎた分だけ、切れ味が残念なことになってしました。
    大好きなシリーズだっただけに、ついつい、もったいない!! と思ってしまいました。

  • グッチーと白鳥さん相変わらず仲良いw ギバちゃんの正義、守るものも、わかる。真に患者に寄り添った終末医療って何なのか。

  • 2014.07.02.

  • 海堂尊さんの原作も随分読んだし、映画やドラマも全シリーズ観ていることになるのかな。やっぱり一番好きなのは『ジェネラル・ルージュ』なんだけど、本作も結構楽しめた。原作の魅力はシニカルで外連味の強い台詞の応酬なんだけど、映像化の際にはいつもそれをあっさりと捨て、人情ドラマ寄りにしている所が成功の原因だと思う。欲を言えばもっと、本格ミステリーとしてのトリックが欲しいところなんだけど。それは原作の段階から、無理な注文なのかな。☆3.5

  • 終末期医療を主としつつ周辺の死因不明遺体の検死も担う地方病院の一族。
    町の人々からも信頼厚いその病院で、ある日、一人の放射線科医がひっそりと姿を消した。
    ある患者のCT画像と共に…。放射線科医は、一族の何を暴こうとしたのか?
    CT画像には何が映っているのか?鉄壁の絆とプライドを持つ一族が守ろうとした“秘密"とは…?
    終末医療の問題。地方のずさんな死因究明制度。地域医療の厳しい現実とジレンマ。
    …次々と明らかになる現代医療の問題。田口&白鳥コンビの最後の闘いが今、始まる…(amazonより抜粋)

    海堂さんの小説が少し苦手なので、チーム・バチスタの映像化はありがたいです。
    そしてこの終わり方!!・・・炎ッて!
    とはいえ、ちょっとしつこい展開でしたが、面白かったです。
    ダラダラっとしてしまうのはドラマならでは、かもしれませんが。
    そしてまた映画化に。
    レンタルしようと思います、願わくば地上波で!

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著者プロフィール

京都大学大学院農学研究科助教
1973年 福岡県生まれ
1996年3月 京都大学農学部農林経済学科卒業
2004年3月 京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学
2004年4月 日本学術振興会特別研究員
2005年4月 京都大学大学院農学研究科助手(2007年4月より助教)
2012年1月 京都大学博士(農学)取得
専攻  近現代日本農業史

「2013年 『日本農民政策史論 開拓・移民・教育訓練』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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