百舌鳥魔先生のアトリエ (角川ホラー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • ■ショグゴス
    ラヴクラフト「狂気の山脈にて」のオマージュ作品。
    海百合型生物の支配から不定形生物を解放しようと試みる大統領ら人間とロボット部隊の話。
    ■首なし
    頭が無くなってもなお生き続ける正一郎への、主人公の偏執的な愛情を描いた話。
    ■兆
    自殺した少女の事件を追うフリーライターのなえ子。この世に存在しない死んだはずの人間が見えてしまう「兆(きざし)」とは。
    ■朱雀の池
    第二次大戦の原爆投下から京都を護ろうとする話。
    ■密やかな趣味
    人間と全く見分けがつかないアンドロイドに対して非人道的な破壊行為を繰り返す話。
    ■試作品三号
    人間によって作られた最強の妖怪「試作品三号」
    ■百舌鳥魔先生のアトリエ
    自らの肉体を芸術作品にした妻の話。

  • 不安感を高めるのが上手い作家らしく、とても怖い。グロい作品が何作かあるのは苦手。

  • 久しぶりに小林泰三の作品を読みました。
    「密やかな趣味」以降からが本番です。
    ホラーやグロテスク表現に耐性のあるヒトにオススメ。

  • ちょっとグロテスクなホラーです。
    たまには、映像化不可なのもイイね。
    (もうモザイクだらけになりそう)

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著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。

「2023年 『人獣細工』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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