Newton (ニュートン) 2014年 04月号 [雑誌]

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  • / ISBN・EAN: 4910070470442

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  • (2015.04.03読了)(2014.03.17購入)
    【東日本大震災】
    購入してすぐ読むつもりだったのですが、一年積読してしまいました。
    東日本大震災の地震や津波によって、福島原発に何が起こってどうしたかについては、いろんな本で知ることができるのですが、それは、事故から数か月の範囲であって、その後どうなって、今後どうしようとしているかについては、新聞等で、断片的に報じられているだけで、網羅的に知ることがなかなかできません。
    この雑誌記事は、事故から三年弱のことと、今後について網羅的に教えてくれます。

    【目次】
    プロローグ
    PART1 過酷事故の連鎖
    PART2 終わらない事故
    PART3 廃炉への道のり
    PART4 核燃料のゆくえ

    ●主要な建物(32頁)
    福島第一原発では、原子炉などの主要な建物は、海面からの高さが10メートル程度の敷地の上に建てられている。この敷地は、海抜30メートル以上あった土地を削ってつくられた。
    ●廃炉まで40年(64頁)
    東京電力は、2011年12月21日に「廃炉」への工程表を発表した。これは、福島第一原発1~4号機の廃炉が完了するまでの40年以上にわたる今後のスケジュールをはじめて示したものだ。
    ●スリーマイル(85頁)
    事故から6年半後、1985年に燃料デブリの取りだしが始まり、1990年に終了した。
    ●使用済み核燃料(96頁)
    日本では、使用済み核燃料を「再処理」という過程を経て「ガラス固化体」に加工することにしており、これを「高レベル放射性廃棄物」と呼んでいる。ガラス固化体の放射能は非常に高く、その後、ゆっくりと下がっていく。そのため、目安として数万年は隔離するべきだと考えられている。
    ●地下300メートルへ(98頁)
    なぜ、地下処分場を地下300メートルより深い場所に作るのだろうか。一つは、「酸素が溶けた地下水」から廃棄体を遠ざけるためだ。

    ☆関連図書(既読)
    「私たちにとって原子力は・・・」むつ市奥内小学校二股分校、朔人社、1975.08.03
    「原子力戦争」田原総一朗著、筑摩書房、1976.07.25
    「日本の原発地帯」鎌田慧著、潮出版社、1982.04.01
    「ここが家だ-ベン・シャーンの第五福竜丸-」ベン・シャーン絵・アーサー・ビナード文、集英社、2006.09.30
    「恐怖の2時間18分」柳田邦男著、文春文庫、1986.05.25
    「食卓にあがった死の灰」高木仁三郎・渡辺美紀子著、講談社現代新書、1990.02.20
    「チェルノブイリの少年たち」広瀬隆著、新潮文庫、1990.03.25
    「チェルノブイリ報告」広河隆一著、岩波新書、1991.04.19
    「原発事故を問う」七沢潔著、岩波新書、1996.04.22
    「ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間」菅谷昭著、ポプラ社、2001.05.
    「六ケ所村の記録 上」鎌田慧著、岩波書店、1991.03.28
    「六ケ所村の記録 下」鎌田慧著、岩波書店、1991.04.26
    「神の火(上)」髙村薫著、新潮文庫、1995.04.01
    「神の火(下)」髙村薫著、新潮文庫、1995.04.01
    「原子力神話からの解放」高木仁三郎著、光文社、2000.08.30
    「原発事故はなぜくりかえすのか」高木仁三郎著、岩波新書、2000.12.20
    「私のエネルギー論」池内了著、文春新書、2000.11.20
    「原発列島を行く」鎌田慧著、集英社新書、2001.11.21
    「朽ちていった命」岩本裕著、新潮文庫、2006.10.01
    「いのちと放射能」柳澤桂子著、ちくま文庫、2007.09.10
    「原発と日本の未来」吉岡斉著、岩波ブックレット、2011.02.08
    「原子力事故自衛マニュアル 緊急改訂版」桜井淳監修、青春出版社、2011.04.15
    「原発労働記」堀江邦夫著、講談社文庫、2011.05.13
    「福島原発メルトダウン-FUKUSHIMA-」広瀬隆著、朝日新書、2011.05.30
    「緊急解説!福島第一原発事故と放射線」水野倫之・山崎淑行・藤原淳登著、NHK出版新書、2011.06.10
    「津波と原発」佐野眞一著、講談社、2011.06.18
    「原発社会からの離脱」宮台真司・飯田哲也著、講談社現代新書、2011.06.20
    「原発の闇を暴く」広瀬隆・明石昇二郎著、集英社新書、2011.07.20
    「福島 原発と人びと」広河隆一著、岩波新書、2011.08.19
    「福島の原発事故をめぐって」山本義隆著、みすず書房、2011.08.25
    「ルポ下北核半島-原発と基地と人々-」鎌田慧・斉藤光政著、岩波書店、2011.08.30
    「亡国の宰相-官邸機能停止の180日-」読売新聞政治部、新潮社、2011.09.15
    「「想定外」の罠-大震災と原発」柳田邦男著、文藝春秋、2011.09.15
    「福島第一原発潜入記」山岡俊介著、双葉社、2011.10.02
    「災害論-安全性工学への疑問-」加藤尚武著、世界思想社、2011.11.10
    「死の淵を見た男」門田隆将著、PHP研究所、2012.12.04
    「さくら」馬場国敏作・江頭路子絵、金の星社、2011.12.
    「日本人は原発とどうつきあうべきか」田原総一朗著、PHP研究所、2012.01.12
    「官邸から見た原発事故の真実」田坂広志著、光文社新書、2012.01.20
    「見捨てられた命を救え!」星広志著、社会批評社、2012.02.05
    「ホットスポット」ETV特集取材班、講談社、2012.02.13
    「ふたたびの春に」和合亮一著、祥伝社、2012.03.10
    「飯舘村は負けない」千葉悦子・松野光伸著、岩波新書、2012.03.22
    「これから100年放射能と付き合うために」菅谷昭著、亜紀書房、2012.03.30
    「闘う市長」桜井勝延・開沼博著、徳間書店、2012.03.31
    「おいで、一緒に行こう」森絵都著、文芸春秋、2012.04.20
    「知ろうとすること。」早野龍五・糸井重里著、新潮文庫、2014.10.01
    (2015年4月3日・記)
    内容紹介(amazon)
    「原発の是非」を考えるうえでの必読資料
    災厄 福島原発 1000日ドキュメント
    事故発生から現在,そして将来までを徹底図解

  • ・STAP細胞の小特集が泣かせる。速報性と勇み足は紙一重
    ・特集「福島原発1000日」。写真が雄弁に物語る。想定が甘かったことを認め、撤退も含めた包括・戦略的な再発防止を。最終処分は何世代後に押し付けるかの違いだけということは認識すべき。
    ・特集「三角関数は」変わらず野暮ったい。予備校じゃないんだから。

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