アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社学芸単行本) [Kindle]
- 集英社 (2012年9月30日発売)
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感想 : 3件
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感想・レビュー・書評
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100年以上前に北極航路を探検中に隊全員が死亡したという
フランクリン隊の足跡を追って、同じような経路を日本人探検家二人が北極を徒歩で歩いた記録。
北極探検の歴史的経緯と著者らが経験した北極でのできことと交互におりまぜ、結局全滅したフランクリン隊の隊員がみた希望と絶望を追体験させてくれる本。
零下云十度の世界の現実との距離、空腹との戦い、シロクマの脅威など21世紀の今にあって稀有な冒険の記録となっている。
それにしても なぜ歩いたのという動機が伝わってこない。
雪男のときもそうだったっが 多分に自己中心的
もう少し 覚めて 踊る視点をみにつけると よい書き手になると思う。私は高野秀行さんの著作の方が趣味に合う。
角幡さんは ホームランといかないまでも2塁打を狙っている。そしてそれを書く。
高野さんはたとえ三娠してもそれ丁寧にを解説してくれるのだ。
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