ログミー転載まとめ「ITビジネスの原理」特別編集 10分対談 けんすう 猪子寿之 林信行 仲山進也 佐々木伸一 清水ハン栄治 宇野常寛 尾原和啓 [Kindle]
- 2014年2月11日発売
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (56ページ)
感想・レビュー・書評
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本書は、”「ITビジネスの原理」を枕に、ITのもたらす変化、ワクワクについてを語った、「10分対談」の書き起こし”とのこと。
興味深い話が多かったが、中でも、チームラボ代表 猪子さんの<<言語化できないことがコピー不能の価値を生む>>という言葉が印象に残った。
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【第一話】2ちゃんはなぜ1000で落ちるのか?けんすう氏が語る、スマホ時代のサービス設計とコンテクストの重要性
【スピーカー】
株式会社nanapi 代表取締役 古川健介(けんすう) 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・検索の”次”にくるもの
・2ちゃんねるの投稿数上限が1000のワケ
・コンテクストを一瞬で共有する方法
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【第二話】チームラボ・猪子氏「言葉でしか良さを説明できないものはウンコ」“非言語”が生む新しい価値とは?
【スピーカー】
チームラボ株式会社 代表取締役 猪子寿之 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・猪子氏「言語で考えるのって、嫌いなんですよね」
・写真や言葉で伝わらないもの
・言語化できないことがコピー不能の価値を生む
・Googleグラスはハイパーリアル
・インターネットよりも、「木」のほうが人を幸せにできる?
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【第三話】次世代ITビジネスのヒントは「リアル世界の最適化」にあり – 林信行氏
【スピーカー】
ジャーナリスト 林信行 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・デジタルネイティブはITビジネスに強くない?
・リアル世界へとつながっていくIT ・「あうんの呼吸」のコミュニケーション
・リアル産業をITでどうやってビジネス化するか?
・日本人の強みをITでどう伸ばしていくか?
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【第四話】「あうんの呼吸」から「ニヤリの呼吸」へ - ECにおける”コミュニティづくり”の秘訣をプロ三人が語り尽くす!
【スピーカー】
楽天大学学長 仲山進也 氏 あさびらき十一代目 源三屋
楽天店長 佐々木伸一(ヨナーイ) 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・ECサイトも、「顔を覚えてもらってナンボ」
・「結婚」よりも「ゼクシィ」のほうが多く検索されていた!
・コミュニケーションで「ハイコンテクスト」をつくりだす
・「阿吽の呼吸」から「ニヤリの呼吸」へ
・変わりつつあるネットコミュニティのつくりかた
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【第五話】 ウェアラブルは人間の行動を支配するか? - ITとリアルの接触がもたらす未来図を考える
【スピーカー】
映画Happyプロデューサー 清水ハン栄治 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・ITは実体験(リアル)を超えるか?
・思考のオートコレクション
・ウェアラブルが人間の行動パターンを変える?
・ITの進化と倫理の重要性
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【第六話】宇野常寛氏「無駄や過剰さこそが日本的ネット文化を育てる」 - ITによる効率化が見落としたものとは?
【スピーカー】
評論家 宇野常寛 氏
楽天株式会社 執行役員 尾原和啓 氏
【この記事のヘッドライン】
・「夜の世界」と「昼の世界」
・参院選に見た日本のソーシャルメディアの”沈没”
・無駄や過剰さにこそ、日本のITのポテンシャルがある
・ネットが”文化”になるために必要なもの詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【第4話】
「阿吽からニヤリの関係が人をハマらせる」はたしかに全部説明するんじゃなくて想像の余地がないと逆に興ざめするし距離感詰めるステップも大事だと思う。
web上のコミュニケーションの話が茶道のおもてなしに繋がるとは目から鱗だった。