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- / ISBN・EAN: 4548967075632
感想・レビュー・書評
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アメリカンドリームの強烈な光と影を描く。
ジェイ・ギャツビーによる豪奢なパーティー三昧が羨望と嫉妬を集める様は、都市の歪な価値観を鮮明に描く。
物語が進むにつれ、その裏にあるジェイ・ギャツビーのピュアな想いは皮肉なくらいに空回りし、迷走する。
ラストは、カネと名声の切れ目は縁の切れ目という、あまりに寂しい幕引きだ。結局、彼は都会で成功を収めつつも、純粋な夢を抱き続けた田舎者だったということなのだろうか。
語り手であるトビー・マグワイアの物悲しいナレーションがマッチしていてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニューヨークにギャツビー邸に、バブルの風が吹き荒れる。恐慌前のアメリカについて考えたこともなかったけれど、不景気の直前までは好景気なのだ。
ディカプリオを筆頭にみんなの青い目が印象的だった。
映像のビビットさとテンポのよさ、少しレトロな感じがムーランルージュに似ていてすごく好みだと思っていたら、同じ監督でびっくりした。やっぱり大好き。
人って、あんなに手のひらを返せるものなのか。特にデイジーの罪深さ。
せめてギャツビーには死なないでほしかったな。
ディカプリオの率直さと包み込むような優しさが溢れた演技が良い。
原作も読もう。 -
花火をバックにして、ギャツビーがニックに挨拶するシーンが最高。音楽も現代的で、パーティーシーンはとても華やか。時代を感じさせないにぎやかさが素敵。全体的に、純粋すぎてどこかズレているギャツビー像が、原作よりやや滑稽に描かれている印象。文章で読んでいた時は、あまり笑える要素はなかったと思ったのに、映画では笑えるシーン満載。チャーミングさが増した感じとでもいうか。原作を読んだ直後に見たので、原作との違いをより自覚して、また本を読み直したりして、理解が深まった。
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ええ?これレビュー書かなかったっけ?
まあ、バズ・ラーマンですからね
ムーラン・ルージュ好きとしては間違い無しですよね
頭脳明晰、冷静沈着のように見えてもどこか憂いてて
もの悲しさがある表情、素敵ですね
原作読んで無いのですが、結末だとか同じなのかな?
シーン、ところどころムーラン・ルージュを
彷彿とさせるような華やかな演出、音楽でとても
素敵でした、ほんと語彙が無くてきちんと書けずに
それが悔しいw -
5年前に村上春樹氏訳の原作「グレートギャッツビー」読了済みで純粋さと理不尽さと切なさ全て大好きな作品。
また、先に映画のサントラを聴いて、選曲に間違いのなさを確認してからの観賞。配役、演技、衣装、映像、音楽、全てにおいて素晴らしかった。
美しくてぐっとくる幸せなシーンで、ダナレルレイの楽曲を使っていてそれがまさにドンピシャだった。美しくて幸せな瞬間は切なさとの紙一重で、それをうまく表現できていたと思う。
デイジー役、配役と演技によっては、全然原作と印象が変わってくるけれど、私的にはイメージがぴったりでとっても可愛かった。
ディカプリオの激昂シーンは、本当に迫力満点で強烈な印象が残っている。
何度でも観たいと思える作品。 -
凄まじいCGとカメラワークに圧倒。相当金かかってますね。原作読んであまりよくわからなかったためこれを見て理解。いずれにしてもなんだか後味の悪い名作。
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序盤は役者の妙な薄っぺらさ、鮮やかすぎる色彩、CGなどが鼻につく。が、話が進むにつれそこがたまらなく良くなるという希有な映画。
華麗なるギャッツビー(ディカプリオ版)再見。やっぱこの映画いいわー。人間の合わせ持つ醜さと純粋さがよく出ている。私は主人公のほのかに寄せるギャッツビーへの憧憬というか恋心を感じるんですが、ホモ脳だから?どうでしょう?
今日は宝塚版「グレートギャッツビー」と「華麗なるギャッツビー(ディカプリオ版)」を観たのだが、宝塚版は全体的に人が優しい筋。ディカプリオ版はディカプリオ報われない。原作を読んでいないのだが、どっちが原作に近いんだろう?ディジーはギャッツビーに花を手向ける?手向けない?請う、教え!
ちな、私は手向けない方が断然好きです。人間の身勝手さや、死人に口なしさや、勝者が正義みたいな感じが好き。 -
ーAll the bright precious things fade so fast, and they don't come back. 絶妙。
そして映像美。