- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953041455
感想・レビュー・書評
-
マーク・ウォールバーグ主演のサスペンス物。
マーク演じる主人公、ビリーは元警官。
証拠不十分で不起訴になったものの、レイプ犯を射殺した疑いで
警官を辞め、浮気調査が中心の探偵へ。
そんなビリーに元上司、現市長(ラッセル・クロウ)から連絡が入る。
妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気を調査してくれ、というのだ。
市長妻を尾行すると、なんと迫る市長選のライバル候補(バリー・ペッパー)の
選挙参謀との密会を見てしまう。
が、それが問題となる前に、選挙参謀は自宅前で遺体となって発見される。
…というね、選挙に絡んだ謎に迫っていくお話。
結構キャスティングが豪華で、それだけで見れてしまうね。
ラッセル・クロウとバリー・ペッパーの選挙前の討論会なんかも、
あぁ、これだけ口がうまいとだまされちゃうな…とか。
ところで、バリー・ペッパーってクリストファー・ウォーケンに似てない?
歳食ったら、同じ顔になりそう。
ま、そんな感じで政治の汚い裏を描くといった、内容的には普通なサスペンスでした。
ただね、ビリーの恋人役が糞すぎるのだけは腹立たしかったね。
女優ということなんだが、ようやく主演物が公開されるという事で
嫌がるビリーを無理やり試写会&パーティに連れて行くんだが、
それには何が芸術だ、って感じのエロSEXシーンがガチンコで入っている(勿論演じるは彼女)。
それ見て怒らない彼氏は居ないと思うんだけど、自分の見得ばかり優先の糞女。
そもそも、彼女の妹がレイプして殺されたのが、ビリーが警官を辞めるきっかけになったわけだが、
それがビリーとの関係なだけで、2人の間には何もない、とか言い放つわけです。
7年も一緒に暮らしておきながら。
そもそも事前の食事会でも、その糞映画の監督は
ビリーのことをバカにしまくりの、「何で君のような男が女優と付き合えるんだ」とか言う
自分は芸術家でござい~野郎。
それで前記の映画ですからね。規模も安いインディー崩れらしいし。
しかもどうやらビリーの恋人と寝てるらしい(それで役を取った?)。
(彼女の母親曰く、「娘は風俗嬢になった」)
本編よりもそっちにエキサイトしてしまうあたり、ちょっとバランスが悪い気はしましたね。
ま、最後にはビリーにかわいらしい彼女が出来そうな終わり方なんでよかったですけども。
(諸々ハッピーエンドじゃないんだけども)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再鑑賞。贅沢なキャストだが2回観るような映画でもない。
-
字幕: 種市譲二
GYAO鑑賞。
全体的には面白い作品だと思うんだけど、ちょっと「二兎追うものは…」というか、フォーカスがボヤけているというか、脱線が多いというか。
登場人物たちの関係とか立ち位置の描き方が雑だったり、伏線と思っていたらただのサイドストーリーになってしまってたりとか、点と点が線になりにくい印象。
役者は揃っているのに。 -
政治サスペンスとしてのプロットはなかなか良くできているとは思いますが、やはりのラッセル・クロウの存在感と演技が説得力を持たせています。
自分の権力を保つために人の弱みを握って意のまま操ろうとするところが憎らしく、思わぬ逆襲を食らうラストで溜飲を下げます。 -
選挙戦が取り上げられているものを観ることがあるが、海外ではそれほどまでに盛り上がるものなのか。そこに今ひとつピンとこない自分にガックリする。
この選挙戦をどうしても勝ち抜きたいと思ったら、そのためにどんな手を使っても……ということになるわけか。
そこで、相手の弱みに漬け込みというのは嫌なものだね。
自分の長所を猛烈にアピールというほうがカッコいいように思うのだが。 -
元ニューヨーク市警の探偵が市長から浮気調査の依頼を受ける。しかし、この仕事には裏があった。
俳優陣は豪華。ラッセル・クロウの悪徳市長がいい感じ。
市長の言葉への皮肉が聞いた最後の一手もよかった。
なんだけど、豪華な俳優陣のわりにはちょっと地味な印象。 -
役者は豪華。ポリティカルサスペンスの面白さってわからないなー。同じ考えるなら文学系がいいわ。
-
ラッセル・クロウやキャサリン・ゼタ=ジョーンズなども出ていてなかなかの役者陣。
結構いいと思うんだけど、中盤の恋人との意味不明なやり取りはいらないでしょ。結局あの恋人は何だったんだ?また、アルコールに戻すためだけの役割?あの演出だけは謎だ…。