RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • ラスト、これが最高です。
    思春期に読めていればもっともっと主人公たちに感情移入してのめり込めただろうなぁという。
    子どもには読ませてあげたいなぁ。
    紫子の台詞にうるっときました。

    誰ひとりとして、一人ぼっちでは生きていけないですね。たくさんの時間を共有して、思いを語り合って、ぶつかり合って、認め合って、そういう時を経て人と人は初めて信頼しあえる。世界に彩りがつく。生まれた意味を悟る。そういうことを知った泉水子は、きっとこれからも大丈夫なんじゃないかなって思えるラストでしたね。

  • 泉水子も魅力的な子だが、私のお気に入りは何と言っても深行。
    私の想像する日本男児的な感じ。
    勿論イマドキ男子ではあるだろうが。
    真夏の明るさ、直感的な雰囲気も好ましい。

    何事にも縛られずにのびのびと楽しんで生きていってほしいと願う。
    ま、現実の子らではないけどね。

  • 22/9/1〜

  • やっぱり最後はこうなると分かっていてもキュンとくる。
    個人的な好みを言えば、もっと修験道の世界観に踏み込んだり、土俗的な信仰と仏教の対立とかいろんな要素を取り入れたスケールで展開して欲しいのですが、それを期待する作品ではないのかな。
    生徒会が絡んでくるところで、眉村卓の『狙われた学園』を思い出し、読みたくなりました。
    次それ行きます。

  • やっぱり…やっぱり最後はそうなるんですね!続きをぜひ番外編でいいのでお願いしたいです。

  • 神話や修験道、陰陽師、忍者などかなり大掛かりな感じが
    どうなることかと思って読み始め、6巻で完結しました。
    荻原さんの、神がかりなファンタジーの現代版です。

    6巻を通して、泉水子も深行も成長しています。
    ここで一区切りになりましたが、大人になった二人を
    見てみたい気もします

  • いよいよ最終巻。終わってほしくない。

    高柳さんが最後まで高柳さんで安心した。


    もっと続きよみたい

  • 完結!いゃあ久しぶりにファンタジー(と作者が定義しているもの)読みきりました。

    最終的にはやっぱ恋の話になるのな
    うん。

    世界遺産という大きなテーマに立ち向かう二人の恋物語。

    面白かったです。ちゃんといろいろ納得できたし、これからの事を明記しないで読者に任せる。ファンタジーの王道的終わり方でした。

    この先の二人をもっと読みたくなっちゃうのは面白かったからなんだろうね
    読みたいけど読みたくない。

    良かったです。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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