システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読み応え充分な企業ノンフィクション。経営サイドへの批判と提言が軸だが、もう少し現場担当者への取材と、そこからの声が欲しかった処はある。 三菱東京銀行の評価が高いが、確かにアプリやサイトのUIは秀逸。 みずほは?と言えば、本書の事件から約四年。サイトの見た目などからは、大きく改善されたのかは疑問ではある。

  • 実際に起こった大事件だが企業内部の話を、日経コンピュータならではの取材力でもってレポートし、考察している点が良い。これにより、他書には無いリアルな情景が見えてきている。
    つくづくシステムは怖いと痛感。

  • もうちょっと技術的なところを知りたかったな。

  • 情報システムの動作監視や障害対応といったシステム運用業務は、ミスとの戦いである。

    企業はシステム運用の仕事を単純作業とみなすのではなく、状況に応じた判断力が必要な難しい作業と位置付けるべきだ。

    今、社内では知財システムの改革真っ只中です。変える対象のシステムが大きいほどシステムを変えることは大変であることを肌で実感しています。

    ある部分を変えると別のどの部分にどんな影響が出るのか、全て把握するのは不可能だと思っています。

    できるがあるとすれば、想定外のことが起きるのを覚悟して、出来るだけそれに備えて、業務にバッファーを持たせておくことくらいです。

    改革は数年続きそうな気配です。理想の知財システムとは何か、常に念頭に起きながら、改革について行きたいと思います。

  • 読み物としてとりあえずおもしろかった。
    赤い銀行のITに対する経営の姿勢は話に聞く通り熱心なんだなーと思い、また別に読みたいなと思った。

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