クリムゾンの迷宮（１） (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 : 貴志祐介 三上達矢

• 小学館 (2013年9月30日発売)

感想・レビュー・書評

[hiroe0101さんの感想 · 2014年11月11日]

原作は面白かったのに、漫画のほうは面白いとはとても言いがたいです。
まず絵が見てられない。人物は綺麗に描けているように見えて喜怒哀楽の表情が殆ど表現できていなくマネキンのよう。
背景は人物に対して大いに浮いている。どんな仕上げ方をしたのだろうか…

極めつけは何の起伏もなくただ平坦に進んでいく物語。こういうのは「テンポがいい」とは言わない。テンポがいいというのはダラダラと平坦な部分が少ないことを言う。これは最初からずっと平坦。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」