夢と狂気の王国 [Blu-ray]

監督 : 砂田麻美 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2014年5月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753120

感想・レビュー・書評

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  •  途中、宮崎駿さんが、『風立ちぬ』の制作過程の中で、自分は零戦に関してオタクというわけではないということを前以て言った後に、「オタクは何も学ばないのをオタクって言うんですからね」と仰っていた。あの言葉がこのドキュメンタリーの中で一番印象深く、また共感を持ったものであった。
     彼はこれまでの彼の発言のまとまった本(『出発点』等)でもこれと類似した事を重ねていっている。例えば、好きな作品なんですといって何十回もそれを繰り返し観たということを自慢げに語った女性に対して苦言を漏らしていたりなど。
     興味のあるものに対してただ表面上の情報を得るだけ、ただ享受するだけというのは、誰でも出来る。しかしその先の何かしらの発展の根や枝を伸ばしていかないと、その「興味」は何も学ばない姿勢にしかならない。彼が言う「オタク」にしかならないわけだ。
    好きな作品をただ馬鹿みたいに繰り返し楽しむだけではなく(※繰り返し楽しむのを否定しているわけではない。私もよくする)、言ってしまえばその時間にも我々は成長する余裕があるのであり、ただ単調にその行為を繰り返して学ばないだけならば、何かもっと別に実のある行為に発展させるべきである。
     劇中のあの言葉を通して私は改めて、以前からのこの思いをまた雷鳴のように刻まれたように思う。

    ここでいうようなオタク(何も学ばない人)にはならないように気を付けたい。

  • 繊細で色合いにもこだわっており、女性が作ったと一目でわかる。老若男女問わずに夢を与えてくれる優しいジブリ、という感覚があるのだろう。
    『もののけ姫はこうして生まれた』の作品レベルがドキュメンタリーとしてとても優秀であり、職場としてのジブリを描いたのに対してこれはキャップが大きい。ジブリスタッフたちは作品を生み出す魔法使いなのか、生産工場の人々なのか、という捉え方で人によっては雰囲気に拒否反応もあるかもしれない。

    主題になっている風立ちぬが監督にとってどのような作品なのか。それを踏まえて、個人的には狂気の面を強くして欲しかった。

    細かい事を言えば、映像がチラつくので視聴が非常に疲れる。

  • 「仕事は誰と一緒にやるかで決まるんです」とは宮さんの言である。ぼくも自分の足もとをみて仕事をすることを忘れたらあかん。

  • 舘野さんのお話しがリアルで一番印象に残っているかも、あと手紙
    夢と狂気の王国はわたしの生きている世界と別世界すぎる世界、覗けて楽しかった

  • NHKやWOWOWのジブリドキュメントが作品公開までの記録フィルムなのに対し、本作は、ジブリの、宮崎駿の物語になってると思う。

    階下を見下ろしながらのあの発言を引き出せたことが、
    何より作品としてまとまってます。(お見事)

    ドキュメンタリー映画であることの必要性を感じる一本であるのは間違いない。

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