映画「立候補」 [DVD]

監督 : 藤岡利充 
出演 : マック赤坂  羽柴誠三秀吉  外山恒一  高橋正明  中村勝  櫻井武 
  • 日活
3.79
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953053816

感想・レビュー・書評

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  • 2013年 日本
    監督 藤岡利光

    マック赤坂、羽柴誠三秀吉、外山恒一

    選挙に立候補した人の中で泡沫候補者と言われる人の選挙戦を追っかけたドキュメンタリー映画。
    特にマック赤坂を追っかけてます。

    泡沫候補者とは「当選する見込みが極めて低い候補者のこと。特殊候補とかインディーズ候補とも呼ばれます。
    当選もしないのに供託金300万を払って毎回、立候補する。供託金はたぶんほぼほぼ没収されていると思う。
    なのに彼らは立候補する。と言って頭に浮かぶのが羽柴秀吉とかマック赤坂。

    本作も二人が立候補した2011年の大阪府知事選の立候補受け付けくじ引きから始まります。(一番をひいたら選挙ポスター1番のところにポスター貼れる)

    始まりは何だかウダウダ始まってなんだこの映画!!って思ったんだけど、マック赤坂が強烈過ぎておもしろい!!
    何なんだこの人。

    大体泡沫候補と言われる彼らはどんな信念があって立候補するのか。
    マック赤坂は京大出て伊藤忠に20数年勤めて独立し、レアアースで一儲けした人。
    商才あり、頭いい、、、、、はず(笑

    息子さんがインタビューで「もっと選挙運動期間中に政策を訴えないと」って答えてました。直球、ドストライクなもっともなご意見。
    だってマック赤坂、、、ずっと街頭で歌ってるんだもん。

    梅田の地下街でずっと歌ってる、、あぁ大阪におったらこんな面白いもん見れたんや、大阪人でいたかったなぁなんて思ってたら次の瞬間、京大前とか四条通りで通行の妨げとしか取れないような演説やってたり(いや、演説ではなくタンバリン叩いてるだけ)
    そして、唯一喋ったのが選挙戦最終日に難波高島屋の前、そこは大阪維新のホーム。橋下さんがいて松井さんがいて。観衆は全員維新の二人の演説を聞きにきているのでマックに「帰れ」コール、、、怖っ

    橋下さん達はマックさんに「マックさん、喋っていいよ、10分譲るよ」って大人の対応。勝者の余裕。上から目線(笑
    そしてマンを持して喋ったら、、、、内容なかった(笑
    何がしたいんだろうね、それでも息子さんは一生懸命父親を応援していた。

    金持ちの道楽としか思えないけど、、、
    このマックさんはこの映画から6年後にとうとう都議会選で当選しちゃうのよね。
    今現在は都議さん。嘘みたい(笑
    どんなお仕事やってんだろうな、気になる。

    でも一番気になるのは映画制作時(2011年の府知事選と2012年の都知事選)に秘書やってた人。
    マックに負けることなく、ガンガンやってたけど、彼の信念は一体何だったんだろう?

    不思議な人たちがいるもんだ。

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