論より詭弁~反論理的思考のすすめ~ (光文社新書) [Kindle]

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  • 人狼ゲームをやっていると、ポジショントークによる戦いが起こることが多い。人狼では必ずどちらかが正解でもう一方は不正解(嘘)だが、現実に起こっているポジショントークは必ずしもそうではない。有利なポジションだからといって言っていることは正しくないとは限らないし、両者のポジションが違うからといって、両者の意見は食い違うとも限らない。
    その為、純粋な論理的思考だけで判断することは困難を極める。判断には必ず価値判断が含まれており、その価値判断を導き出すためには、論理的な思考は材料になりにくい。論理的な思考を成立されるためには、それが真(あるいは偽)であると判断できるための材料が必要であり、得てしてそういった情報は手に入らない。不確実な未来を対象にした判断が必要な場合は、尚更である。

    本書は、ロジカルシンキングをある程度学んだ上で読むのが良いと考えている。特に、ロジカルシンキングを身に着けたようにみえても、なかなか上司や顧客を説得できない社会人は、突破するための糸口が見えるかもしれない。
    弁論術、というものはもっと真剣に取り上げられてもいいと思う。

  • 人は誰しも詭弁を使うが,他人の詭弁には厳しいということ.
    世の隠された一面を示している.ただ,それだけでもある.

  •  論議のテクニカルなことが書いてあると思ったが違った。そもそもなんのためか、もう一度思い起こそう。
     ある章は、まるで道徳判断について書かれているようでハッとさせられる。
     世間では詭弁とは呼ばれているものが、実は効果的であるということを教えてくれる。そう、問題にすべきは相手の意図なのだ。
     論理学の袋小路に迷い込んでいるかたにこそ読んで欲しい。

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