建築武者修行 放課後のベルリン [Kindle]

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  • イースト・プレス
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  • 凱風館の設計で知られる光嶋氏の著作。
    ベルリンの建築事務所で働く傍ら、ヨーロッパ中の建築めぐりを通じて得た感動や出会いを綴った。

    著者の感覚を表現するために重ねられる数々の言葉は、まれに重いこともあるが誠実で、建築に対する興味を否応なしに掻き立てられる。

    実際に旅に出て本物を見ることの大切さを感じるが、おいそれと出かけるわけにもいかない。なので自分としては、まずは画像検索やら写真集やらから建築の魅力に触れてみようかと思う。

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著者プロフィール

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家/一級建築士/博士(建築学)
1979年米国・ニュージャージー州生まれ、小学校2年生の頃日本・奈良に帰国するも、少年野球(5番キャッチャー)に熱中。中学からカナダ・トロントと英国・マンチェスターで過ごし、野球に加えてNBAにハマる。高校で再度帰国し、バスケに明け暮れて、バンド(英語の発音がよくて声がデカイだけのボーカル)をやったり、村上春樹を通して読書に目覚めたり、麻雀を覚えたりする。2004年に早稲田大学大学院を修了し、単身ヨーロッパへ。ドイツ・ベルリンの設計事務所で職を得て、4年間働く。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を開設。2011年に処女作として、内田樹先生の道場兼自宅《凱風館》を神戸に完成させる。竣工後すぐに入門し、現在は合気道参段。2021年より、神戸大学特命准教授。主な作品に、《旅人庵》(京都)、《森の生活》(長野)、《桃沢野外活動センター》(静岡)など。2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザインとドローイングを提供。主な著書に、『増補 みんなの家。』(筑摩書房)、『つくるをひらく』(ミシマ社)など多数。最新刊は、『ここちよさの建築』(NHK出版)。

「2023年 『つくる人になるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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