個性を捨てろ! 型にはまれ! [Kindle]

著者 :
  • コルク
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感想・レビュー・書評

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  • 子供に個性や、自由、権利、多様性を求めてもロクなことにならない。
    子供のうちに、徹底的に型にはめること。
    その過程で個性は伸びてくるという、今の時代の流れとは逆行する考えを主張する一冊。

    たしかいに、いわゆる自己啓発書に書かれているような、人と違うことをやれというのは無責任な主張だと思う。
    型にハマるといういうのは、基本の基を身に付けること。
    これが出来ていないのに、いきなり応用を求めるのはナンセンス。

    大人が子供と同じ目線で教育をしようなんていうのは買い被り。
    子供に何を言われても、ならぬものはならぬと毅然とした態度が必要なのかもしれない。

  • 個性を捨てろ! 型にはまれ!(三田紀房)

    ■個性はいらない、型にはまってこそ成功する。
    ・ただ用意された型にはまればいい

    ■成功の近道は「型」
    ・近道は探し回るものではなく、切り開くものでもない
    ・型をいち早く探し出せるかどうか
    ・本当の個性とは、人と同じことをやっていく中でこそ明らかになってくる
    ・基礎がしっかりできているからこそ、応用できる

    ■失敗は利用してリサイクルする
    ・経験とは徹底的に利用してこそ、価値が出てくる。
    ・常識を潰すには、どんな方法があるか?
    ・正義をひっくり返すにはどこを攻めればいいか?
    ・多数意見を否定するには、どんなロジックが必要か?

    ■他人の目は自分を輝かせてくれる光
    ・型があれば品位はついてくる。

  • 相変わらず、人をひきつけるタイトルだけど、言っていることは当たり前すぎる。
    つまり、物事には基本が大事だよ。基本の型を覚えてこそ、個性が生まれる、と。
    正直、内容が薄すぎる。

  • 個性はみんなと同じことをしてる中で見つかるもの

    型を身につける(基礎に近い?)

  • 【内容】守破離
    【主張】個性を捨てろ! 型にはまれ!
    【書評】仕事とはそもそも、誰でもできるように細分化されたもの。そうしないと誰かが休んだり、退職したときに対応できないので。その仕事において個性はいらなく、型にはまってやり方を覚える方が重要。
    【気になるフレーズ】
    ・ささいな選択が大物と小物を分ける
    ・誰かの役に立ち、誰かに求められ、誰かから感謝されることが、その人に価値があり、また個性があるという証拠
    ・失敗はリサイクルできる

  • 基本を出来ずして、個性を求めるなんて確かに遠回り。ニート経験のある自分には、型にはまるのが近道で普通がいかに成功であり幸せかこの年になるとよくわかる。
    働かざる者食うべからず。これを学生時代に教育して欲しい。

  • 型にはまるのが楽だから

  • 感動的なまでに面白かった。

    下記にハイライトした箇所をコピペ:

    9件のハイライト | 5件のメモ
    ハイライト(黄) | 位置No. 46
    世の中には、成功するための『型』がある。 個性も才能もいらない。ただ用意された『型』にはまれ
    ばいい。 むしろ、中途半端な個性なんかジャマになるだけで、捨ててしまったほうがいい。
    ハイライト(黄) | 位置No. 93
    もしチャンスが残されているとするなら、やるタイミングは「いま」なのだ。いや、本当は「いま」
    でも遅すぎるくらいなのだ。回り道してるヒマなんて、どこにもない。
    ハイライト(オレンジ) | 位置No. 174
    本当の個性とは、他人と同じことをやっていく中でこそ、明らかになってくるものなのだ。周囲と同
    じことをやっていく中で、違いを見つけ、そこを伸ばし、自分のものにすること。それが個性なので
    ある
    ハイライト(黄) | 位置No. 232
    しかし、信長にしても龍馬にしても、結局は志半ばにして夢破れた悲劇の主人公だ。 読み物としては
    面白いかもしれないけど、成功への最短距離を探るための人物を探すのなら、圧倒的に家康的思考で
    あるべきなのだ。 つまり、わざわざ信長や龍馬のような時代の先駆者になろうとせず、2番手3番手
    を狙うのである。
    ハイライト(黄) | 位置No. 296
    むしろ才能がないヤツほど、自分の「秘められた才能」を信じている。 そのため『型』にはまること
    (たとえば就職など)を極度に嫌い、ずるずるフリーター生活を続けながら自分の才能が花開く日を
    待っている。
    ハイライト(黄) | 位置No. 342
    アイデアなんてものは、才能の有無に関係なく、いくらでもつくりだすことができる。 なぜならアイ
    デアの生産には『型』がある。それが僕の持論だ。
    ハイライト(黄) | 位置No. 344
    どんな斬新なアイデアでも、ゼロから生み出されるものなどない。 エジソンの電球からiPhone
    まで、あらゆる発明は元となるなにかがあり、そこにプラスαのなにかが加わった結果生まれたもの
    だ。
    ハイライト(黄) | 位置No. 347
    つまり、アイデアとは「組み合わせ」なのである。そして、それが意外な組み合わせであればあるほ
    ど、アイデアの斬新さは高まることになる。
    メモ | 位置No. 360
    アイデアを得るには、まず見えてるものではじめて後から追加させる。 ウンウン唸っても、無からアイデアは生
    まれない。
    メモ | 位置No. 452
    葛藤をあらわしたゆえの高評価か! 納得。
    ハイライト(黄) | 位置No. 454
    そして、葛藤を経てやってくるのが「和解」だ。
    メモ | 位置No. 704
    ニートがうまれる理由として、説得力がある。
    メモ | 位置No. 1599
    町人道精神のほうがよい。
    メモ | 位置No. 1694
    まさしくそれが個性だとかんちがいしていた!

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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