99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る [Kindle]

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  • 宮城県山元町。震災で大きな被害を受けた故郷のために、何ができるのか? 東京でITベンチャーを経営していた著者は、名産品のイチゴに目を留めた。イチゴで山元町の名を世界に広める。旧来型の農業から脱却を果たすべく、ITを融合させた新たな農業への挑戦が始まった。

    ビジネス本というのか自己啓発か、エッセイか? どれにあたるのだろうと思ったけれど、とにかく前向きになれる一冊。タイトルは著者のモットー。人が絶望する時こそ、チャンスなのだと。常に「どうしたらできるのか?」を考え続けるバイタリティに刺激を受けた。

  • 3年前のあの日、津波で129軒中122軒のイチゴ農家が壊滅した。
    今は一粒1000円のミガキイチゴの町として有名な宮城県山元町。

    この町は、そしてイチゴはどうやって甦ったのか?

    この本にはその奇跡とも言える物語が著者の岩佐大輝によって語られている。

    東京で若くしてIT系ベンチャー企業として成功し、順調な日々を送っていた岩佐氏。
    そんなある日、東日本大震災が故郷を襲う。

    廃墟となった町に新しい植物工場を建て、街を復興させようと彼は奮闘するのだが様々な難題が立ちふさがる。

    しかしその努力もやがて実を結び、伊勢丹に商品が置かれ、インドや中東で工場を稼働させるまでになる。

    一読して感じたのは、強い熱意と行動が道を切り開いたということだ。

    分からなければ日本、あるいは世界中で中動き回って徹底的に聞きまくる。その本気が多くの人を動かしたのだと分かる。
    他にも成功の要因が多く記されているが、一度読んだだけで終わらすには勿体ない内容だ。

    現在TPP交渉で日本の農業が注目されているが、決して日本の農業は劣っていないと確信した。
    遅れた農業を最先端の技術で甦らせれば世界で十分勝負できる。

    本文中の「人は生まれたからには、その能力を100%使う義務がある」との言葉が印象的だ。

  • IT企業を経営していた著者が震災で壊れた地元に新たな産業を創造するために農業に乗り出します。わずか3年で一粒1000円もする”ミガキイチゴ”を開発するのですが、そこに至るまでの奮闘がつづられています。元に戻すのではなく、農業を魅力的な産業にして新たな産業を生み出すという決意が感じられます。

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