風立ちぬ [Blu-ray]

監督 : 宮崎駿 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.82
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  • (20)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 238
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753403

感想・レビュー・書評

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  • 実在の人物:堀越次郎さんという零戦設計者の話。純粋に良い飛行機を作りたかったんだなぁ~というのは伝わる。如何せん戦争の道具になるのが悲しいが。大人向けかな?

  • エンジニアには必ず観て欲しい作品です。自分の仕事に誇りを持って取り組むことの大切さを学びました。今の日本は情報技術の面で同じ様な境遇にいます。世界に数年遅れている現状で、限られた条件と資源の中で世界を相手に戦わなければなりません。私もそのエンジニアの一端として頑張ろうと、そう強く思いました。

  • 宮崎駿監督の長編アニメーション引退作品。
    実在した航空技術者・堀越二郎をモデルに描かれた歴史フィクション(なので架空の人物が多数登場)で、完全に大人向けの作品。
    しかし、ファンタジー要素が皆無…とは思いませんでした。

    作中に際立ってインパクトの強いシーンがある訳ではなく、重要なシーンをあえて描かなかったように感じます。
    その為、俗にいう“お涙頂戴もの”ではないと感じると同時に、予告編の作り方が上手いというか…。
    (予告編は☆5)

    結核という病気が進行するにつれ、どういった症状が出るのか、それと当時の治療法を知っておいた方がストーリーを飲み込めるでしょう。

    キャスティングに関しては、駿監督の「相手の心をおもんぱかっているフリ(演技)をする声優も俳優もやんなっちゃった」という理由からの人選だったようです。
    今回のように実在した人物の場合は、このような人選もアリだと思います。
    逆に、プロの声優が担当してしまっていたら、駿監督の思い描いたものとは異なる人物像になってしまっていたかもしれない。
    しかし「ハウル」のような実在しない完全な架空キャラクターの場合に声優以外を起用するのは、やはり愚の骨頂だと思う。

    主題歌はまるで本作用に書き下ろしたかのような歌詞。
    後味が良く、作品の美しさを際立たせたと思います。

    宮崎駿&久石譲コンビもこれで最後か…。
    よかったらチェックしてみて下さいな♪

  • 駿監督による細部の動きの演出が神がかっている。一枚一枚の画が国宝級で一度見たら忘れられない。木を見ると唯一無二の作品であるが、森を見ると声優を顔が表にでている庵野監督にしたり、主人公に感情がなく人間味が感じられなかったのが少し残念。

  • 観ねば
    と思いつつ何年も経ってようやっと観たんですね。

    や、いい映画なんじゃないでしょうか。
    私なんかは非常に胸が熱くなった映画だし、宮崎監督が本当に好きなことを好き放題やってる感じがしてそこもまた微笑ましいし、庵野さんもなんだかんだで主人公の声をやったことで自分も「生きねば」って思ってもらえたんなら結果的に良いし、そう考えたらもう大団円じゃないですか。

    タバコ吸いすぎだろとか、戦争煽ってんじゃねーよとか色々批判があった映画だったと記憶してますが、そういう細部の揚げ足を取ったイデオロギー的解釈を抜きにすれば、面白かったです、ええ。

  • 130806映画鑑賞。

  • おっさん向けジブリ。
    古き良き日本映画や西欧映画の匂いを感じた。役者陣の絵に馴染まない演技が、かえってその匂いを強めていた気がする。嫁さん結核で泣かせるのは反則だと思った。

  • ジブリはちょっと昔を描くのがうまいね。

    「仕事のために所帯を持つ。これも矛盾だ」
    何気に重たい言葉です。

    主人公と同期の友達との関係がホモホモしかったが、男ばかりのコミュニティで生活しているとよくあること

  • 初日に映画館で観た作品。
    良い作品だった。

  • 全体的な印象としては盛り上がりの山が少なく、退屈だと感じることもありました。
    ここは印象に残ったワンシーンを。

    彼女が倒れたと知らせが入り、電車に乗り彼女の元へ向かう主人公。
    そこで大粒の涙流しながら静かに泣いてるんですけど
    手は飛行機の図面を描いてるんですよね。一心不乱に。
    顔は冷静で、涙を流しながらただひたすら図面を描いてるのを見て震えました。

    彼女の事は愛してるけど、飛行機へ真摯に向かうその情熱は本人にとって変え難い存在で、一生をかけて挑まないといけない物だから酷いと言われても成し遂げないといけないんじゃないかな。

    彼が彼女を愛したのは自分について来てくれることを見据えてたんじゃないでしょうか。彼女は強いと思う。
    二人の愛と信頼は本物だったしそれで良かったのです。ある意味究極の愛なのかも。

    もう一度腰を据えて見たい映画です。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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