コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED (ガガガ文庫) [Kindle]
- 小学館 (2014年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)
感想・レビュー・書評
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「アメリカの刑事モノ」のテイのラノベ。
良くぞここまで刑事モノの世界観を再現し、そして完全にラノベに塗り直したなぁと。水に透明なインクを垂らすように、食事にマヨネーズをかけるように、ラノベって強いんだなぁ…と思わせてくれる4作目。
硬派な主人公、ハードボイルドっぽい舞台装置、適度な悪役、脇を固めるおかしな刑事たちやギャング…。これだけなら絶対にラノベにはならないはずなのに、魔法ですね。いや、ミルディですか。
本巻はラノベ的ラブコメにおいて定番とも言える「い、入れ替わってるー!?」モノでした。それ以上でも以下でもなく、文脈を分かってる人なら楽しく読める本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刑事物のカード差は若干影を潜めるも2人のコミカルなやりとりが面白い
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チィラナが猫に,猫がティラナに!?
文句を言い合いながらも
着実に信頼関係を築いていってる二人.
こういう掛け合いっていいよね.
涙ながらに猫に語りかけるあの娘が
真実を知った時にどうなったのか,気になりますね. -
ボリュームが足りないところを除けば引き続きたいへん楽しく読めた(お話自体は実にベタなんだけどだがしかしそれがいいのだった、ラブコメ的にもニヤニヤできるしなー)んだがやはりボリュームがだな。