ザ・エージェント [Kindle]

著者 :
  • アップルシード・エージェンシー
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感想・レビュー・書評

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  • 出版エージェントの話。エージェント業には興味があったので、Kindleオーナーライブラリで読んでみた。

    可もなく不可もなし。これといって想像の域を出る話ではなかったし、逆を言えば酷く期待を裏切るほど薄いものでもなかった。

    もう少し脂っこい話を書いてくれたら良かったのに、と思うが、『出版エージェントとは何ぞや?』というところを中心にしているだけに、どうしても通り一遍の話がメインになってしまっている。業務の説明で終わってしまっているのが非常に残念だし、もったいない。まあ、それが目的の本だから仕方ないのだろうけど。

    少々古いな。元々は2005年、10年前の本。

    自分たちが出した本の話とかは数冊でいいので、もう少し苦労している点とか特殊な点とか大変な話とか、そういうのを知りたかったのだが。

    エージェントという仕事をある程度でも理解している人にとっては、少々物足りないだろう。が、作家になりたい、あるいは出版業につきたい、出版に興味ある、エージェントって野球の年俸交渉する人だよね?くらいの感じの人にとっては、良い一冊である。

    入門編、といったところか。

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著者プロフィール

著者・鬼塚 忠(おにつか・ただし)
鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、四〇ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外著作の版権エージェント会社に勤務したのち、独立する。

著作に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』、『恋文讃歌』、『鬼塚パンチ!』などがある。

「2017年 『風の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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