はじめてのトポロジー (PHPサイエンス・ワールド新書) [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 幾何学とはなにか、というあたりの解説もしっかりとしていたので、忘れかけていたトポロジーと次元の知識についてそれなりに思い出すことができた。

    解説も「私たちがふつうに目にする球面(ボールの表面など)は2次元の球面です。2次元の球面は2次元の空間では実現することはできません。3次元の空間の中で初めて2次元球面を目にすることができます。これは平面の曲がり方は空間の中で初め」と簡潔で良かった。

    ただ解説の中で憲法あたりの話を持ち出すのだけど、これがひどく矛盾したトンチンカンな内容で、幾何学をいくら学んでも現実では役に立たないことを証明しているところがおもしろい。

  • トポロジーの入門書として最高です。
    これがKindle Unlimited で読めるのはすごい。

    初めて読む数学の本としても素晴らしいですし、群論とか微分幾何とか一通りかじった後のトポロジー入門本としても楽しめると思います。

    特に、「数学の他の分野をある程度かじってたけど、トポロジーはやったことがない」という人にはドンピシャの本。

    ベッチ数からホモロジー・ホモトピーの気持ちと(簡単な)計算の仕方まで、わかりやすく解説されてます。

    例えばホモロジーにしても、単体複体での味気ない定義などを紹介するだけではありません。
    ある概念がどういうところで役に立つのか、何が嬉しいのかといった「気持ち」の部分が掴めます。

    重すぎず軽すぎず、どのレベルの人にも勧められる良書です。

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著者プロフィール

1946年、群馬県に生まれる。東京教育大学大学院理学研究科修了。2011年、群馬大学教授を退職。現在、一数学愛好家として活動を続けている。専門は位相幾何学(トポロジー)。
『バナッハ‐タルスキの密室』、『トポロジー 柔らかい幾何学』(いずれも日本評論社)、『基礎の数学 線形代数と微積分』(朝倉書店)、『「無限と連続」の数学 微分積分学の基礎理論案内』(東京図書)、『はじめての現代数学』(早川書房)、『なっとくする集合・位相』、『ゼロから学ぶ数学の1,2,3』、『ゼロから学ぶ数学の4,5,6』(いずれも講談社)など、好評著書多数。数学を楽しんでもらうことを執筆のモットーとしている。

「2019年 『数学にとって証明とはなにか ピタゴラスの定理からイプシロン・デルタ論法まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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