嫌な女 (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて読んだ。

    読み始めてから、昔、ドラマで見たことがあるのを思い出した。調べてみたら2016年放送のNHK。黒木瞳が徹子で、鈴木保奈美が夏子。私の記憶にある限り、ドラマでは原作の前半を描いていたと思うが、原作の中盤から後半にかけての方が、ずっと面白い。

  • 女詐欺師とその遠縁にあたる弁護士との半生を描いたお話。一気に読みました。人や人生って複雑で、色んな方面からの観方があるんだなと思いました。又、皆、同じ様な思いを抱えて生きているんだなと思い、優しくなれる様な気がしたり、あるがままのあなたでいいと言ってもらえた気がしました。

    p.s.女詐欺師から観たこの2人の半生を読んでみたい気になりました。

  • 嫌な女 というより これは「酷い女」
    どの角度から観ても容認できない。そんな馬鹿な・・・の連続で飛ばし読み。
    「混血」が差別用語だと初認知

  • 結構ページ数がある本だけど、サラサラ読めた。結構面白かったし、読めば読むほど憎めない人柄に惹かれていった。

  • とっても面白かった。2タイプの嫌な女の話。読み進めていくうちにどちらも好きになっていく。

  • 嫌な女 / 桂 望実 /2011.08.18(15/67)
     失ってはなじめて幸せの中にいたと気づく、
     平凡だが、家族との穏やかな暮らしは幸せ、日に日に成長していく子供を見ているのは楽しい
     遺族は葬式への参列者の数を気にしがちだが、それと故人がどう生きたかは、まったく関係ないこと。
     哀しむ人の数なんて、どうてもいいこと。誰の記憶に残ったかもどうでもいいこと。
     誰かに評価されるようなものではない。

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著者プロフィール

一九六五年東京都生まれ。大妻女子大学卒業後、会社員、フリーライターを経て、二〇〇三年『死日記』で「作家への道!」優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『県庁の星』『嫌な女』『ハタラクオトメ』『頼むから、ほっといてくれ』『残された人が編む物語』『息をつめて』など。

「2023年 『じゃない方の渡辺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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