わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります (ホビー書籍部) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 掃除が苦手でちらかった家で育った女性が、そのコンプレックスと戦いつつ生き、ついに素晴らしく片付いた部屋を手に入れるまでを書いた自伝的漫画作品。

    類似した作品は多々あるが、この作品の特徴はユーモアのセンスのなさと切実さ。片付けられない祖母や母との衝突などにすごくリアリティがあって、とても深く共感出来ました。

    僕のほぼ同じような環境で育ち、同じような過程を経て、現在は「東横イン」と友人に言われるような物の少ない部屋に暮らしています。

    作者ゆるいまいさんの誠実さと、美しすぎる部屋の画像に心が震えた一冊でした。

  • 「捨てるのが正しい」とか「片づけるのが正しい」という視点ではなくて、自称「捨て変態」の名のとおり、「捨てる」と「なにもない」ことで快感を得てるっていう視点が、マニアックというか、変態チックというか、変な性癖暴露本というスタンスなのが、押しつけがましくなくていい。

  • ミニマリストという存在をよく知らずに読みましたが、

    読み物として普通に面白かったです。

    私は普通に物を持っていて、片付け苦手な人間ですが、

    それなりに生活で参考に出来そうなところもありました。

  • 物を減らしたいのに気力が湧かない!
    そこでこの本だ!と再読。

    片付けても片付けても物が出てくるのは、
    片付けたつもりでものの住所を決めていないから。
    自分の管理できる範囲で物を持ち、それらを大切に丁寧に使い、手入れをして永く使うことがまいさんの物を大切にするということ。
    たくさんのものを持っているけれど、それらを意識して大切に使えているのか?
    それらがしあわせなのか?と言われると、
    埃まみれの床に散らばってゴミと同化してしまっているわたしの物たちは、不幸せだと感じた。
    物の大切さについて考えさせられた。

    本当のお気に入りだけを見つける感覚を養い、
    ものを大切にできる人になりたい。

  • 汚実家での生活・ブラック企業時代、実家で震災に遭って、結婚・引っ越し・二度目の引っ越しという経緯と現在の家の概要。
    書籍版を一度集めて手放して、また読みたくなって購入。物を捨てる描写か快感で精神安定剤のような感覚。
    つとむ君がいい人すぎ。汚実家の描写は母と祖母への批判が結構出てくるが、まあ了承済みなんだろうな。
    共通部分の物を勝手に捨てたらいかんよと思いつつ、家族が散らかすのにイライラするのもわかる。たぶん常にあの状態ではなく物が散らかっている瞬間というのは結構あって、でもすぐ片付くという感じなんだろう。

  • 【共感をよぶ本。】
    等身大の雰囲気が伝わる漫画。
    1冊のBefore-After。
    お片づけのモチベーションが上がります♪
    シンプル派の目標になりそうな、美しいお家でした。

  • こういうのを読むとモノの整理をしたくなる。

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