Kindle Unlimitedで読みました。
短編が8本入ってます。
寄生虫
表題作。義姉のゴーストライターをしている修子は酔った勢いで若い男と関係を持ってしまいます。しかしそれからなにもかもが上手く行き始めます。男と同棲し始め、義姉が自殺し、注目を浴びるように。しかし義姉の死に男がかかわってるんじゃないかと疑い始めて・・・。
結局この男はなんだったんですかね~。
パンドラの遺言
刑事の祥子のマンションで少女の飛び降り自殺があり、遺書には祥子を含む3人の名前が。一人一人不可解な事故で亡くなっていき、祥子にも危険が!!
幽霊+ミステリーチックなお話です。
幻の9階
祐里は新婚で、夫といわくありのマンションに引っ越してきました。それから幻覚と夫が浮気をしているんじゃないかと疑心暗鬼に悩まされます。
幻覚から抜け出す為にマンションから飛び降りようとしますが・・・。
私はホラー好きですが、いわくありの家には住めません、怖い。
二度殺された女
単身赴任中の辰雄は会社の女性社員と不倫していましたが、別れた後彼女は会社をやめて、ガス爆発で重症を負いました。その後彼女のこと忘れていた辰雄は貧血の女性を介抱します。そこからその女性にストーカーされ始めます。押しやったはずみで女性は頭をうち死んでしまいます。死体を隠しますが1年後警察が訪れ、女性は整形をしていたらしく実は・・・・。
浮気はいかんよ~。
鏡
利沙は姉の恋人に密かに憧れていました。姉がアンティークの鏡を買ってきてから、もともと美人でしたがさらに美しくなり、それに比例して性格が醜くなっていきます。姉と関係のあった男性が毒殺され・・・。
鏡って毎日見るものですが、こんな話読んだ後だと怖くて躊躇してしまいます。
幻の砂時計
菜子は憧れのスターが亡くなり、落ち込んでいます。そんな時、死んだ人に似ている人に出会えるという寺へ行き、その帰り一人の男性と知り合います。憧れのスターにそっくりの男性に夢中になる菜子。だんだんと周りからは浮いていき・・・。
いつまでも若い気持ちのままじゃいられないと言う話ですかね、身にしみます。
最後の夜明け
塔子は母と2人でうどん屋を切り盛りしていましたが、母が亡くなり、血の繋がらない弟が東京から葬儀に戻って来ます。そして塔子が実は資産家の孫だったと解り・・・。サスペンスもの。涙が止まらない~!!
切ないお話です。
黄泉から・・・
めちゃくちゃ短いお話です。短すぎて感想がかけません。