Kindle Unlimitedで読みました。
短編が7本入ってます。
手・怪奇迷宮
美都の家に送られてきた荷物から切断された腕が発見されます。警察を呼びますが、その中に高校の先輩だった阿久津もいました。しかし腕は無くなっており、その次の日父親が事故で亡くなってしまいます。腕が家族に襲いかかってきます。実は父親の会社の女性社員のもので、真相を確かめるために美都は送り主の住所を訪ねます。
ホラーっぽいですね。父親がイケメンだった・・・(笑)
わたしが消えた!
美幸はバスに乗って高校受験に行く途中トンネルで事故にあい、慌てて高校に行きますが存在を消されています。中学の先生もクラスメイトも家族さえ美幸のことを忘れています。その中で幼馴染の勝だけ平行世界じゃないかと親身になってくれます。これは最後はひやっとしますね。ホラーというよりSFっぽいです。
悪夢の落とし穴
ユリエは夢で死体が沼に捨てられるのを見てしまいます。そしてテニスの合宿の近くに夢で見た沼が。何度も夢の中で殺されそうになるユリエ、テニス部のOBの1人を疑いますが・・・。
故意の殺人ではなく、事故なら警察に行くのが1番ですよという話。
闇からの招待状
父がなくなり、身寄りのない比呂子は幼い頃自分と父を捨てた母の元へ行きます。そこで偏屈な義父と穏やかな義兄、美人な母と暮らし出します。しかし義父が錯乱して・・・時間軸が分かりずらいですかね。過去に行ってたんですかね~なんのために?
ちょっとよく分からなかったかも。
死者の花嫁
死霊結婚に使われた人形が亡くなった沙智の母親をモデルにしていたことから死霊に付け狙われます。そんな風習あるんですね~怖っ。
黒い手袋
聖子は祖母思いの優しい子でしたが、友達から好きな相手をとられ、母親に捨てられてだんだん人を恨むように。呪いで自分にとって邪魔な人を始末するうちに・・・。転落物です。いい子だったのにな。
午前二時のデッドゾーン
真弓たちグループ3人はルームメイトを虐めて自殺に追い込んでしまいます。その後自殺した少女そっくりな転校生がやってきます。それから1人ずつ事故で亡くなってしまいます。これはなんか最後がゾワゾワしました。