Kindle Unlimitedで読みました。
短編が6本入ってます。
歪んだ騎士
表題作。さつきは演劇部で、人気者。地味な男子にストーカーされます。オペラの怪人っぽいです。さつきのために色々やっちゃうストーカー。ついにはボーイフレンドを殺されます。
私のために消えてよと思わず言ってしまい、ストーカーは自殺。しかし死んでもなお、さつきの騎士役を演じます。こわっ。
夜叉の社
明るいくるみはクラスでいかなりハブにされ始めました。市長の娘が親玉です。それでもめげずに頑張っていましたが、市長の娘から連絡があり、待ち合わせ場所に行くと遺体が。くるみの無くしたカッターが凶器だったために警察に捕まってしまいます。くるみが犯人ではないと確信し兄が調査に乗り出します。犯人にはびっくり。いじめはいけまんね。
パラレル・ライフ
心臓に爆弾を抱えている裕福な彩は避暑地で過ごすことに。その屋敷に100年前に住んでた少女の日記を見つけます。何から何まで自分とそっくりの状況に衝撃をうけます。
最後はハッピーエンドで良かったです。
ささやかれた悪夢
結衣は兄と友人たちとキャンプに行きますか、嵐に巻き込まれます。さまよってるうちに立ち入り禁止の洞窟に逃げ込み封印された扉をみつけます。寺を見つけ避難しますがそこで「あまんじゃく」の伝説を知ります。
次々と殺されていく友人たち。ちょっとテイストが違うお話でした。
風鈴
鈴は再婚した父親の元に引き取られますが、そこで小間使いの様に扱われています。鈴を虐めていた祖母やクラスメイトに被害が及び、死んだ母親のせいではと悩みます。
これも最後はほろりです。なんだかんだで父親が1番最低な気がします。
魔を呼ぶ家
美喜は新しい家に家族で引っ越してきますが、夜な夜な聞こえるお経に精神が病んでいきます。美喜は前の学校でいじめをして自殺に追い込んでしまったクラスメイトがいるのですが・・・。これはもう因果応報ですね。