「それ、根拠あるの?」と言わせないデータ・統計分析ができる本 [Kindle]
- 日本実業出版社 (2013年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (336ページ)
感想・レビュー・書評
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営業マンに向けたExcel活用統計術入門といった趣きで、統計知識についてはほぼ知ってる内容だった。この本のA君のような仮説アプローチよりも網羅アプローチが必要となる職のはずなので、ちゃんとQC手法を復習しようと思った。プレゼンの項は身につまされた。
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「データに強いビジネスパーソンになる」ための読書3冊目。
複数の本を読むことで、紹介される知識や手法は共通するも、毎回違った切り口や観点で、活用方法のイメージや背景の理解レベルが高まることを実感。
今回は、
・統計は手段であり、あくまで目的→仮説を立てること
(ピラミッドストラクチャ)
・一つの分析結果で早計に結論を出さない。
(データを分解したり、前提を疑う)
・分析することと伝えることは違う
(相手に「伝わる」ことを大事にする)
あたりが参考になった。
これまで「重回帰分析」が統計手法として有効と認識していたが、確かに「受け手のリテラシー」を踏まえると、「単回帰分析」の方が伝わる(=理解される)可能性は高まるなと。ただしそれは、伝える相手のレイヤーが、メンバーや部署内を想定しているのであって、経営者や役員レベルを動かすためには、「データの集め方」そして「分析」「伝え方」を磨きこむ必要があると感じた。 -
データ分析の一冊目としてとても良いと思う。
そもそもデータ分析の目的とは?
がブレると元も子もない。
仮説の検証のためにデータ分析する姿勢は忘れないようにしたい。 -
データ分析系の書籍で一番最初に読むとしたらこの本かな。仮説思考みたいなデータ分析の前段階の工程の説明と、分析手法の方法論のバランスがいい。この本を基礎に、仮説思考を深掘りするのか、分析手法を深掘りするのか、用途に応じて選べば良さそう。
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実務で使う分析は、常に受けてが存在する
最近、エクセルのマクロにはまっています。予算・件数の管理や分析に使っています。
あまり複雑なものを取り入れるつもりはありません。自分が未来永劫管理するわけはなく、いずれ誰かが同じことをすることになった時に、できるだけ容易に取り組んでもらうためです。
とは言うものの、マクロのマの字も理解出来ていないので、まずは何冊か読んでみて、感触を掴もうと思います。