バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 47
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感想・レビュー・書評

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  • あるあるとイライラの間。


    読書家キャラになりたいけど読書が面倒くさいという、読書好きからしたらちょっとイラっとするキャラが主人公のゆるい系漫画。
    一話めのスタイルがずっと続いたら絶対買ったことを後悔したと思う。

    途中から出てくる、読書家でSF好きの女の子とか、図書委員の女の子とかが適度に「イラッ」を拾ってくれるのでだんだん後半に従って読みやすくなる。
    しかも適度に読書あるあるを織り交ぜながら。
    はやくバに、読書家キャラじゃない、本好きになってほしい…。

  • KUにて。悪くないんだけど、もうひとつ足りない。絵柄かオチのどちらかにもう少し魅力があれば、もっといい作品になった気がする。小ネタとキャラクターの立ち方はよい。とにかく、読書家であれば読んでいて最低一箇所は「あるある」と共感できる内容がある。また、SFから古典、恋愛小説と、あまり一方のジャンルに偏りすぎていないのもいいかな(キャラクターの都合上か、著者の都合上か、割合的にはSFが多いが)。で、問題はお金を出して買うかだが、私は買わない。読めばおもしろいが、なにかがひきつける魅力が足りない。

  • 記録

  • 読んだ本が出てくるとうんうんと共感しながら読みました。
    古典やSFはあまり読まないので、これを読んで少し興味がわきました。
    1巻じゃなかったと思いますが、1984?はディストピアってあって読みたくなりました。

  • 私も積読本が多いよ…。

  • 読んだこと歩きになってたけど、読んでなかった。
    アニメ見たから、原作も読んだ気になってたのかな。
    アニメのほうがおもしろいね。

  • ページ数のわりに読むのに時間がかかった。この漫画の中に出てくる本を読んだわけではないけれど、自分もちょっとだけ読んだ気になった。

  • 読書家の主人公の女の子の話かと思ったら、そんなことはなかったw

    読書が苦手な、読書通ぶりたいだけの女の子の話。

  • 『吉野朔美劇場』が終わってしまってから読書マンガ的なものを読んでなかったので読んでみた。

    「ド嬢」と呼ばれる読書家ワナビー女子A、彼女の読書談議に付き合う男子B、ガチSF者女子C、図書委員女子Dの間で繰り広げられる、読書をめぐるお話。

    読まなくてもその本を持っていたり、印象に残るフレーズをひけらかしたくなるのは、まあスタンダードな読書人、特に10代ならあるあるだし、そこに「それはちがーう!」と猛スピードで突っ込んでくる、情報量の蓄積が半端ではない(揶揄でもなんでもなくて本当にそんな感じ)読書人がいるのもあるあるだ。そのバランスが絶妙に取れていて面白く読んだ。というか、男子Bの立ち位置が絶妙なんだけれども。

    内容としては意外とあっさり読んでしまったが、私は読んで楽しむ本を図書館でほとんど探すことなく育ってきてしまったので、図書館で繰り広げられる本にまつわるやりとりの数々が少々うらやましい。

    加えて、巻末の参考文献一覧がしっかりしていて、リストマニアの気がある私には、これも楽しめた。

著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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