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感想・レビュー・書評
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「魔女の宅急便」と一緒なんだと思う。
みんな自分の自信のあるものを引っ提げ、
町を飛び出し腕試しの旅に出る。
あっという間にその自信は失われる。
手痛い洗礼を浴び、高くなっていた鼻は折られる。
そうなると途端、自分が何者か分からなくなる。
容易に出来ることさえ、出来なくなる。
魔女のキキと違うところがあるとすれば、
林(東村)さんの場合、
確信犯の部分があるとろこか。
せっかく美大に合格したのに絵が描けなくなる。
でももともと絵を描きたく思っていたわけではない。
漫画家になるための足掛かりとしての美大進学。
美大である以上、絵の課題が出る。
まったく描けない・・・
そこに絵の先生が訪ねて来てくれる。
絵について話し合えることを楽しみに、
お酒を携えて遠くまでやって来る。
たった何ヶ月か前まで頼っていた先生なのに、
友だちには隠したい恥ずかしい存在になってる。
邪険にして半ば追い返してしまう。
本業は疎かで遊び惚け、仕送りが不足すると、
家から追加のお小遣いを送ってもらう。
貴重なお金なのにすぐさま浪費してしまう。
身に覚えがあるなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先生へのラブレターなんですね。気持ちを寄せるのはわかるけど、ちょっと飽きてきたかな。
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