「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! [Kindle]

著者 :
  • コグニティブリサーチラボ株式会社
3.48
  • (117)
  • (159)
  • (177)
  • (67)
  • (30)
本棚登録 : 2145
感想 : 242
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (179ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんとなく思ってたこともあれば、なるほどとおもうところもあり、いずれも上手く言語化できていて感心するが、こういう考えをそのまま実践するにはある程度の素質が要るとおもう 勘違いして下手に実施したら人生を棒に振ってしまいそう

  • この本を読む前に問いたい。
    皆さんは「自分」として生きていますか?

    この質問をされたとき
    「は?」と思うのが普通です。
    私も本書を読む前はそうでした。

    しかし、読み進めていくごとに今の質問の真意がわかってきます。
    ほとんどの人間は、なりたい自分、欲しいもの、自分の行動倫理や趣向は全て
    今まで生きて関わってきた「他人に決められている」ということがわかります。

    知らず知らずにのうちに形成される自我は外の刺激によって構成されていき、
    それを人は”自我”と勘違いしています。

    もし、その「自我」で満足のいく人生を送っているなら本書を手に取る必要性は皆無です。ですが、今の自分に満足のいく人生を送れていない人にとっては、本書を熟読することにより大きく変わるきっかけを得られると確信します。

    本書を読み進めるにあたって特に重点的に読むべき所を箇条書きにしておきます。
    ・「他人のモノサシ」を「捨てる」こと。
    そして新しい「自分のモノサシ」で生きること。
    ・「過去」ベース思考を捨て、「未来」ベース思考に乗り換えること。

    皆さんの成功を心から願っています。

  • 自分を変えたいと思っている人や現状を打破したい人、飛躍したい人のための自己啓発書。

    著者が本書で捨てろと言っている「頭のゴミ」は、
    ・生産性を下げる「感情のゴミ」
    ・「他人のモノサシ」というゴミ
    ・「これまでの自分」というゴミ
    ・「マイナスの自己イメージ」というゴミ
    ・「我慢」というゴミ
    ・「自分中心」というゴミ
    ・「恐怖」というゴミ
    ・「論理へのとらわれ」というゴミ
    いずれのゴミも、抽象度を上げることで捨て去ることができるのだという。

    なるほど、と心に刺さったのは、「自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、人間の幸せである、それが本当の幸福ではないでしょうか」(「自分の快感だけを求める「ゴリラの幸せ」か、他人が幸せであることで自分も幸せを感じる「人間の幸せ」か」)、「「会社を辞めたら食えなくなる」というのはウソであり、「食うためにはたらく」必要などない」、「一時的に収入が減る可能性がある」だけ、「会社を辞めた後のことは、辞めてから本気で考えよ。そして本気で行動せよ」など。

    本書、とにかく聞きなれないカタカナ語が多くて参った。スコトーマ、エフィカシー、セルフィーユ・エスティーム、ホメオスタシス、コンフォート・ゾーン、ゲシュタルト…。う~ん。

  • 脳のメカニズムを理解すると、幸福論の本質がわかるようになる。そう実感した。

  • 【瞬読/分9000文字/20分】
    本当の集中はリラックス
    感情のゴミを捨てる→【感情は娯楽として味わう】(小説や映画のように)感情が波だった時には、内省をとことんする→揺らぐ原因が見えて解決出来る
    心の傷は、お互い様の心で癒えていく。理不尽なことを受け止める強さが生まれる
    本音の願望を臨場感を持って想像する→脳はコンフォートゾーンを変更→目線が変わり、願望に必要なものが見えてくる。スコトーマ(盲点)が変化する
    【ゴールに無意味な感情は自分に許可しない】ゴールへのモチベーションにする
    時間は未来から過去に流れている
    未来が最高だと過去も最高だと思える
    マイナスの自己評価を捨てる→【この失敗はわたしらしくない】
    脳はそのゾーンを維持する特性がある→プラスの自己対話、自己評価を恒常的にする
    他人の物差しを捨てる
    自分は書き換え可能な情報→変わっていける自覚が生まれる
    しあわせは一人だけでは作れない。誰かのためになってこそ、しあわせ感、満足感が得られる。
    ドリームサポーターを増やすには→自分の中のコンフォートゾーンの臨場感を高める。
    やりたいことがわからない人は「自分が何をすれば他人が喜ぶだろう?」と考えてみる。
    【ゴールは必ず現状の外に設定する】脳は臨場感が高い方を現実と受け止める→新しいコンフォートゾーンを高い臨場感でイメージ→脳のコンフォートゾーンがゴールに向かい変化→スコトーマが外れ、視点が変わる。やるべきことが視えてくる。
    失敗の恐怖を捨てる→最高の未来から振り返れば全て必要なもの【感情は娯楽として味わう】【ゴール達成に意味のある感情だけを自分に許可する】→恐怖は消えていく。
    怖がってる暇があれば行動!感じても意味のない恐怖だから。
    ひらめき→全体が見えて部分が見えてくる。
    双方向の関係によって事象を認識する「ゲシュタルト能力」
    「ゴール」と現状の自我」に臨場感の橋をかける→ゲシュタルトが作られる→コンフォートゾーンになる→今の自分となりたい自分が双方向に関わり合う→ゴールが叶うメカニズム
    ゲシュタルトを拡張する→情報のインプットに対し、多様なアウトプットが出来る
    ゲシュタルトを拡張するには→情報を矛盾も含めて頭に放り込んでおく。知識がゲシュタルトの一部になるには、興味を持つこと→心から望むゴールを持つ

  • 抽象度が低いと感情に支配されて傷ついたり怒りの感情が湧く。もっと視野を広くする事で抽象度が高くなり、感情で支配されることは少なくなる。感情に支配されている人は自己中心的である。ゴールを決めることで抽象度が高くなる。自分がやりたいことというよりも、他人が喜ぶことをすると幸福感が得られる。

  • 極論が多い気がする。凄く読みやすいけど!

  • なんだかうーんってことばかり。

  • 限読:1時間
    必要なこと、というのはわかるが全体的にあまり心に残らなかった。
    ・自分のなかのゴールを決めること
    ・抽象度をあげること
    ・自己批判を無くすこと
    は意識しようと思う


    以下引用)

    自己対話をネガティブからポジティブへと変えていけば、自己評価が上がり、自己イメージとブリーフがよい方へと変わり、高いエフィカシーを維持できます。そして、心から望むゴールを実現できるあなたへと変わっていくのです。

  • amazonKindle版で無料で読めます。
    図書館で借りて読んだ後に気づいた。でも本には本の味わいがあります。

    「奇跡の脳」を読んだ後ではイントロ、目次のように感じる。
    上記に引用されたアインシュタインの言葉
    「未来の自分のためなら、今の自分を捨てる覚悟がある」に似たフレーズもでてくる。

    しかし、アカデミック、スピリチュアルな分野が苦手な人には読みやすい。
    普段、愚痴とか不満とか言わない、特に自分が嫌いでない人には不要な本。

    大事なところだけ書いているので、ネガティブなループに入って
    自分を嫌いになりそうになるときに読むといいかもしれない。

    しかし、この手の本を読んでも、疲れ切ってる人、強い懐疑心、不幸癖の強い人には難しいんだろうなと思う。
    疲れ切る前に、左脳のささやきを遮断してほしいと思います。

    出版年をみたら、シールで補正されていた。
    1冊1冊貼ったのでしょうか。

全242件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スペンサー ジョ...
ミヒャエル・エン...
ジャレド・ダイア...
佐藤 優
デールカーネギ...
佐々木 圭一
ロンダ・バーン
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×