- 本 ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142999122
感想・レビュー・書評
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昔のと比べるとロボットというより、サイボーグって感じ。確かにカッコ良くはなっているが、昔の方が、やはり衝撃はあったな。オムニ社の立ち位置は同じで悪党って感じ。
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あのロボコップがリブート!
ロボット配備が規制されている近未来アメリカ。オムニ社は重傷の刑事をロボット化したロボコップを試験的に配備する。
オリジナルよりロボットがずっと当たり前になっている設定は現代ならでは。冒頭のイランのシーンやサミュエル・L・ジャクソンの放送はすごかった。
全体的に決して悪くないんだけど、オリジナルに並ぶ、超えるかと言われると物足りない感じがするんだよねー。
リブートって難しい。。。 -
1本の映画としては良く出来ているが、元の作品を知っていると、真面目に作り過ぎていて面白くない。
おそらく『ダークナイト』のように、シリアスに、設定を詰めてリブート作品として昇華したかったのだろうが、中途半端。勿体なかった。 -
2014年のリメイク版です。
旧作でピーター・ウェラーが演じたマーフィーをジョエル・キナマンが…って誰だ?
まぁ、いいか。
その分(?)こちらはまわりが豪華。
オムニコープ社CEOに旧バットマン、マイケルキートン。
マーフィーを改造すう博士にゴードン本部長、ゲイリー・オールドマン。
そしてTVでニュースキャスターの癖して
オムニコープ社ベッタリの宣伝マンにニック・フューリー、サミュエル・L・ジャクソン。
しかしマイケルキートンは老けたというか丸くなったというか。
マスクの下でも口元だけで誰だかわかった個性的な顔が、ちょっとマイルドになってましたね。
そういう意味ではピーター・ウェラーにも多少そういう感じがあったんだけど、
新ロボコップはフードが結構下まで来ちゃってるのもあって、なんか印象薄いかな。
ま、新スーツについては素直に恰好いいと思いますね。
ただ、黒くなったのはちょっと残念。
やっぱオリジナルの配色の方が好きだわ。
あと、途中プレゼンで出てきたパトランプ付きバージョンもちょっと見たかった。
お話としては、大きくはリメイクなんで変わっていないのかと思ったけど、ちょこちょこ違うのね。
まず、アメリカ以外ではロボ達が治安維持のために配備されまくってる、と言う世界なんだね。
旧作では、犯罪でもテクノロジーでもトップをとりたがってた(オムニコープ社は日系企業だっけか?)
アメリカさんが、ずいぶん譲ったもんだな、と思ったら、今作では人権先進国を気取りたいわけね。
でもそれは自国だけで、よその国にはバンバン輸出して儲け、
自爆テロとかされまくりーの、子供がナイフもってりゃ射殺しーのと言うのは皮肉なんでしょうな。
そんでもって自国内では
「心の無いロボに善悪の判断なんかできるか!」
って、言われちゃったんで、じゃぁ死にかけの人間にロボパーツつけて、
頭脳は人間だから大丈夫、と言うアンドロイドを作ると言う話。
まぁいろいろあってマーフィーがハメられてそれになるわけだど。
そう、今回マーフィ死なないのよね。
旧作よりもより「ロボットじゃねーじゃん、アンドロイドじゃん」な気がします。
敵もロボットばっかで、旧作とは異なりますし、
マーフィーは家族も失なわず、自我も失わず(ロボコップになり立て時)。
んー、なんだかリメイクだけど本質が変わった気がしますね。
旧作はね、確か町山氏の本で読んだんだけど
「マーフィーは死んでから蘇った、機械仕掛けの天使(だったかな?)なんだよ!
だから殺される際に初めに手のひらを吹き飛ばされるだろう。
あれはキリストの受難を示しているんだ」
(造型師とデザインで揉めた際に)
「ロボコップの股間を盛り上げるな!彼はこれまでのマッチョなヒーローではない。天使に性器があるか?」
みたいな話をヴァーホーベンがしたとか、しないとか。
まぁ、アメリカ出てきて誰もが鼻でわらった
「ロボット刑事」の物語でどれだけ世間に物言わすか、という当時のヴァーホーベンと、
アイアンマンもトランスフォーマーも実写化で大成功収めた後、
過去の名作「ロボコップ」をリメイクさせられるハメになった監督(ジョゼ・パジーリャ)じゃ
アプローチの仕方が変わっても仕方は無いんだろうけど。
ただ個人的にはロボがロボ倒しても糞面白くないし(ED-209がいっぱい出たのは嬉しかったけど)、
グロ表現も含めて毒満載だったヴァーホーベン版の方が、思い出補正もあって好きかなー。
ロボコップになったマーフィーのパーツをどんどんとって行って
頭と胸、片手だけになった様は中々エゲツないな、と思ったけど。
あと、サミュエル・L・ジャクソンの嫌な田原総一朗みたいな司会振りも面白かった。
エンドロールのクラッシュの「I fought the law」、
法律に挑んで負けたのは、彼って事でいいのかな? -
アメリカ映画はこういう湿り気のあるヒーローものが好きですね。
体の大部分がメカなので強いというのも好きだ。
ヒーローだからって乗ってるバイクがバットマンみたいというのはどうなんだか。スピード違反でしょう。
アクションはソリッドなものでひたすら撃ちまくるのだが、分かりにくくこうなるとゲームのバトルシーンとの区別がつかない。BGMで懐かしい曲がかかる。あれはジェスロタルだったかな。 -
原作に及ぶはずもなく、ゲイリー・オールドマンがまたまた主役を喰ってしまう現象が起こり、そんな感じで面白くなかった。
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ほほー