三つ目がとおる 1 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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感想・レビュー・書評

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  • アニメ化もされた人気作。序盤から怪奇な展開で一気に惹き付けられるものがあった。第二巻以降の展開がとても楽しみである。

  • 三つ目人というホモサピエンスとは異なる生物が残した古代遺跡を解き明かす。



    手塚治虫は好きだが、子供の頃に読んだのは、『ブラック・ジャック』『火の鳥』『ブッダ』『どろろ』くらいで、この『三つ目がとおる』は読んだことなかった。



    『火の鳥』のヤマト編の始まりを見ていると、このマンガはめっちゃ手塚治虫が描きそうなストーリーだということが分かる。古代遺跡から想像を膨らませ、手塚治虫チックで魅力的なストーリーを生み出す。



    手塚治虫のマンガは、どの作品も最初に雑誌で連載されたときの表現はいろいろかわっている。再販されるとストーリーの並び順が変わったり、カットが丸々変わっていたり、ページが丸ごと消えていたり、セリフがまったく変わっていたり、正直編集者達を呪いたくなるような修正がいっぱいはいっている。



    この『三つ目が通る』も連載当時の掲載順ではないらしい。しかし、それ以上にどの話も時系列が前後していて、手塚治虫らしい。ストーリーを思いついた順に描いているのか、元々脳内に描いたものを好きなように切り出して並べているようでもある。非常に手塚治虫的な作品だと感じた。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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