- 本 ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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途中でやめられず一気読みしてしまった。
手塚漫画って話の面白さもさることながらコマ割り演出が読みやすい…絵が上手いんだなあ…(今更すぎる感想)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はじめて人を切って内臓を見るところ。
自分の正しさが証明された喜びに浸るのではなく、
人間の体の中はこんなに複雑なのか
と愕然として言うの
すごくリアルでこれぞ手塚治虫だと思いました。 -
幕末の激動の時代を描いた大河ドラマの手塚漫画版。
個人的に手塚漫画の「大河ドラマシリーズ」と呼んでいる作品の中のひとつ。
大河ドラマシリーズはどの作品もお勧めできる。 -
手塚治虫の本は面白い。こんな本書いているとは知らなかった。
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手塚治虫の先祖手塚良庵と伊武谷万二郎を描いた幕末物語。
主人公はどちらかというと伊武谷万二郎だが、彼は幕府側として戦い戦死する。一方、良庵は医者として生きる。伊武谷万二郎は生き様が不器用で、忠義一筋な感じがあって、日本人好みかもしれないが、当時の日本の情勢を理解し、武士や身分の無意味さを正確に理解していたら、ただの馬鹿にしか見えない。
フランスやアメリカは市民が自由を勝ち取った国だが、日本では農民は結局何も勝ち取らず、明治維新も武士の武士によるものだった。武士みたいに何もせずに生きてるやつを食わせるために、農民が必死になって働いている様は、現在のサービス残業全盛のクソ日本のようで片腹痛い。
幕府が腐った大木に例えられてこのマンガが始まり、腐った大木が折れてこのマンガが終わる。企業も腐った大木みたいなものなんだろうと思ってしまう。 -
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手塚治虫の作品





