物理数学の直観的方法 〈普及版〉 理工系で学ぶ数学 「難所突破」の特効薬 (ブルーバックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (4)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 124
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (301ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は、子どもたちに教えるべき本の1つ。
    虚数や行列など、その意義をきちんと示してくれる。
    学問の理解において、だいたいのイメージをつかむことの大切さを、著者は何度も強調している。
    これには大賛成です。
    学問におけるつまづきは、教える人間やテキストが、厳密さに傾倒してしまって学ぶ側の楽しさや興味を削いでいることが、要因の1つ。

    また、巻末にある現代社会への提言が、
    示唆に富む。
    数学が、社会の価値観のあり方を決めてしまっている、という。

    物理数学の要かつ考える刺激をくれる、
    たいへん貴重な1冊。

  • 簡単な数式ならすでに直感的に理解できる人のステップアップ。数式自体が苦手な人向きではない。

  • 今まで謎だったところがわかってよかった。

  • rotの話は分かりやすかったけど、エントロピーの話はあまりわかりやすくなかった。

    あと最後の3分の1を使って、3体問題の難しさを基に現代の科学の発想として抜け落ちていることが論じられているが、話としては分かりやすいものの、じゃあどうしたらいいのかという結論はないため、フーン程度のことしか感じなかった。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

パスファインダー物理学チーム代表

「2022年 『世界史の構造的理解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長沼伸一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×