物理数学の直観的方法 〈普及版〉 理工系で学ぶ数学 「難所突破」の特効薬 (ブルーバックス) [Kindle]
- 講談社 (2011年9月20日発売)
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感想 : 5件
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感想・レビュー・書評
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この本は、子どもたちに教えるべき本の1つ。
虚数や行列など、その意義をきちんと示してくれる。
学問の理解において、だいたいのイメージをつかむことの大切さを、著者は何度も強調している。
これには大賛成です。
学問におけるつまづきは、教える人間やテキストが、厳密さに傾倒してしまって学ぶ側の楽しさや興味を削いでいることが、要因の1つ。
また、巻末にある現代社会への提言が、
示唆に富む。
数学が、社会の価値観のあり方を決めてしまっている、という。
物理数学の要かつ考える刺激をくれる、
たいへん貴重な1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
簡単な数式ならすでに直感的に理解できる人のステップアップ。数式自体が苦手な人向きではない。
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今まで謎だったところがわかってよかった。
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rotの話は分かりやすかったけど、エントロピーの話はあまりわかりやすくなかった。
あと最後の3分の1を使って、3体問題の難しさを基に現代の科学の発想として抜け落ちていることが論じられているが、話としては分かりやすいものの、じゃあどうしたらいいのかという結論はないため、フーン程度のことしか感じなかった。
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