トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行 [Kindle]

著者 :
  • サウンズグッド カンパニー
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (296ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 本書を読む以前に、黒木亮氏の小説はいくつか読んでいた。
    そのため、本書の半分くらいまでは、黒木亮のいつもの経済小説でワンパターンだなと思って、ちょっと退屈に思った。
    しかし、最後の3分の1くらいはテンポがよく、一気に読み終えた感じ。
    黒木氏の小説を読んでいつも思うのが、内容のどのくらいが実際をベースにしていて、どのくらいがあり得ない架空の内容なのだろうか。
    日本企業が、本質と関係ないところで時間と労力を費やしてしまっていると強調されていて、そこは事実だ。

  • まず、長かった…笑
    こういうちょっとギャンブル的要素がある仕事は、完全に私に向いてないだけに、ちんぷんかんぷんなところも多かった。
    最後は「何も…」って思わないところもないでもなかったけど、新しい世界を垣間見れた気がする。
    …にしても長かった…笑

  • 最後悲しい…

  • グリードな人たちの話。金が全てのアメリカ投資銀行というか金融界のろくでもない奴らとちょっと良い奴(こんな銀行員がいるとは思えないのだが)が主たる登場人物。
    日本の総合商社が良い奴風なのもなんとなく違和感。

    良い奴っぽい奴に負けてほしかった。実際は悪役の方が生き残っているのではないのか?

  • 日本と米国の投資銀行が競って案件を取ろうとする。実務的な描写が詳細にされていておもしろい。
    交渉のやり方や根回し、テクニックについても書かれていて勉強にもなった。

  • 久々の小説、黒木亮の小説はどれも面白いが本書も例外ではなかった。しかも驚きなのは本書がデビュー作らしい、デビュー作とは思えないほど細かい描写、(素人目から見て)詳細な金融・経済ロジックが積み上げられている。
    本書は国際シンジケートローンという、普通に生活して金融や財務関連の仕事をしていなければ殆ど身近に無いテーマを取り扱う。金融や経済をテーマにした小説では買収や上場、株式と言ったテーマが派手さもあり描かれやすいのだと思っていたが、本書を読んでその考えが改まり、シンジケートローンをきっかけとして国際金融の奥深さを垣間見ることが出来た。
    金融・経済テーマとしても非常にスリリングで先が気になる展開だが、臭くなりすぎない良い塩梅で人間ドラマも散りばめられており、適度に堅苦しさが抜けていることも読みやすさに繋がっている。とは言え、金融や会計、経済知識が全くない状態で読んで楽しめる内容ではないので、それなりに興味関心を持つ人が対象読者になるだろう。

  • スリル満点の小説。真山仁とはまた違った良さがある。

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プロフィール

1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『エネルギー』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

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